LUXMAN PD555修理記録
平成28年7月24日持込  月日完成 
A. 修理前の状況
  • 数日前には普通に使えていましたが、本日になってモーターが回らない状況になりました。
    以前、ラックスマンにて給油等をしてもらいましたが、資料が全く無いので、回路等の故障では対応出来ないと言われました。
    (LPの真空吸着は使っておりません。)


B. 原因

  • 経年劣化による故障。

C. 修理状況
  • 電解コンデンサー交換。
    リレー交換。
    半固定VR交換。
    モーターFGコイル修理・清掃・コート塗布。
    モーターをオーバーホール(修理・清掃・給油)
    スピード切り換えSW交換。
    テーブル足修理。

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー            13個。
    リレー                    1個。
    半固定VR                 3個。
    フイルムコンデンサー          2個。
    スピード切り換えSW           1個。


E. 調整・測定

F. 修理費  ,000円  オーバーホール修理。


S. LUXMAN PD555 の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る。 
A12. 点検中 前右から見る。
A13. 点検中 後から見る。
A132. 点検中 下後から見る。 LUXMANの修理標 1990/9/4、 2004/11/11
A14. 点検中 後左から見る。
A20. 点検中 上から見る。
A21. 点検中 プラッター部。 レコード吸着の溝が見える。
A22. 点検中 ユーザーは吸着装置が故障なので、真鍮製カバーを製作。
A23. 点検中  プラッターを外し駆動機構・ストロボ装置見る。
A24. 点検中 吸着装置の真空度計(バキュアム・メータ)
A25. 点検中 温度計
A31. 点検中 下前から見る。
A32. 点検中 下前左から見る。
A33. 点検中 下後から見る。
A34. 点検中 下後右から見る。
A41. 点検中 下から見る。
A42. 点検中 シールドを取り駆動部を下から見る。
A43. 点検中 吸着装置見る。
A42. 点検中  ポンプとのジョイントプラグ。
A43. 点検中 配管は経年劣化でズタズタ。
A51. スタビライザユニット点検中 前から見る。
A52. スタビライザユニット点検中 前右から見る。
A53. スタビライザユニット点検中 後から見る。
A532. スタビライザユニット点検中 後から見る。ホース取り付け部。
A54. スタビライザユニット点検中 後左から見る。
A55. スタビライザユニット点検中 上から見る。
A56. スタビライザユニット点検中。 カバーを取り、上から見る。
A57. スタビライザユニット点検中。 カバーを取り、清掃後、上から見る。
A58. スタビライザユニット点検中。 カバーを取り、清掃後、右から見る。
A59. スタビライザユニット点検中。 カバーを取り、清掃後、左から見る。
A61. スタビライザユニット点検中 下から見る。
A62. スタビライザユニット点検中 下前左から見る。
A63. 点検中 下後右から見る。スタビライザユニット
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 定電圧・水晶クロック基板
C12. 修理後 定電圧・水晶クロック基板
                  電解コンデンサー3個、整流ダイオード4個、抵抗2個、フイルムコンデンサー1個交換
C13. 修理前 定電圧・水晶クロック基板裏
C132. 修理中 定電圧・水晶クロック基板裏。 半田不良予備郡!
C133. 修理中 定電圧・水晶クロック基板裏。 半田不良予備郡2!
C14. 修理(半田補正)後 定電圧・水晶クロック基板裏。 半田を全部やり直す。
C16. 完成定電圧・水晶クロック基板裏。 洗浄後、防湿材を塗る。
C21. 修理前 制御基板
C22. 修理後 制御基板 半固定VR2個、電解コンデンサー7個交換、フイルムコンデンサー1個追加
C23. 修理前 制御基板裏
C24. 修理(半田補正)後 制御基板裏。 半田を全部やり直す。
C26. 完成制御基板裏。 洗浄後、防湿材を塗る。
C31. 修理前 操作パネル裏
C32. 修理後 操作パネル裏
C33. 修理前 モードSW基板
C34. 修理後 モードSW基板 半固定VR23個交換
C35. 修理前 モードSW基板裏
C36. 修理(半田補正)後 モードSW基板裏。 半田を全部やり直す。
C37. 完成モードSW基板裏。 洗浄後、防湿材を塗る。
C41. 修理後 操作基板。
C42. 修理前 操作SW基板裏
C43. 修理(半田補正)後 操作SW基板裏。 半田を全部やり直す。
C44. 完成照明、 操作SW基板裏。 洗浄後、防湿材を塗る。
C51. 修理前  33/45回転数調整VR。
C52. 修理後   33/45回転数調整VR。 VRにガリが生じても 被害が少ないよう対処する。
C61. 修理前 固定子の回転数感知基板。
C62. 完成固定子の回転数感知基板。 半田を全部やり直し、不要なフラックス等を洗浄し、コート液を塗る。
C71. 修理前 モーター基板
C72. 修理後 モーター基板。 半固定VR2個、電解コンデンサー4個、フイルムコンデンサー5個交換
C73. 修理前 モーター基板裏
C74. 修理(半田補正)後 モーター基板裏。 半田を全部やり直す。
C76. 完成モーター基板裏。 洗浄後、防湿材を塗る。
C81. 修理中 モーター軸。 大きいキズは無。
C91. 修理前 モーター回転子。
C92. 修理後 モーター回転子。 CRCで洗浄し、鉱物油を軽く塗布。
CA1. 交換部品
CB1. 修理前  上から見る
CB2. 修理前  上から見る
CB3. 修理前  下から見る
CB4. 修理後  下から見る。
C1. 修理前 スタビライザユニット制御基板
C2. 修理後 スタビライザユニット制御基板
C3. 完成 スタビライザユニット制御基板 洗浄後、防湿材を塗る。
C4. 修理前 スタビライザユニット制御基板裏
C5. 修理(半田補正)後 スタビライザユニット制御基板裏。 半田を全部やり直す。
C6. 完成 スタビライザユニット制御基板裏。 洗浄後、防湿材を塗る。
C1. 修理前 スタビライザユニットスパークキラー コンデンサー
C2. 修理(交換)後 スタビライザユニットスパークキラー コンデンサー
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1.  33回転、ストロボで測定。
E2.  33回転、内蔵ストロボで測定。 黄色表示=50HZ、緑色表示=60HZ。
E3.  45回転、ストロボで測定。
E4.  45回転、内蔵ストロボで測定。
E5. 完成 引き続き24時間エージング。 左はHITACHI Lo-D HCA−8300. 2台目
S. LUXMAN PD555 の仕様(カタログ・マニアルより) 
型式 レコードプレイヤー
フォノモーター部
駆動方式 ベルトドライブ方式
モーター ブラシ&スロットレスDCサーボモーター
ターンテーブル 30cmアルミキャスト製、8.5kg
慣性モーメント 1.2t・cm2
回転数 33rpm、45rpm、78rpm、3スピード切替式
回転数調整範囲 ±2.5%、各回転数独立調整可能
SN比 60dB以上
ワウフラッター 0.03%以下(WRMS)
起動時間 4秒以下(33rpmの時、1回転以下)
総 合
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 PD555=20W
VS555=70W
外形寸法 PD555=幅664×高さ175×奥行392mm
VS555=幅102×高さ154×奥行512mm
重量 PD555=26.5kg
VS555=7.0kg
別売 アームベースパネル TP-SG(\2,000)
アームベースパネル TP-MT(\2,000)
アームベースパネル TP-LH(\2,000)
アームベースパネル TP-LS(\2,000)
アームベースパネル TD-X(\2,000)
価格 セット= \450,000(1980年4月発売)
本体 PD555 =\330,000(1980年4月発売)
スタビライザユニット VS555 =\120,000(1980年4月発売)
適用トーンアーム一覧表(下線があるものはロングサイズ用)
型番 メーカー 付属品
TP-SG 一般用 アーム取付用ワッシャ
アームレスト
DENON DA305、DA307、DA308、DA309
FR FR54
グレース G940、G840F、G707、G545F、G860FG860FBG960G565F
ADCオーディオクラフト Σ709F、G945、LMF-1、LMF-2
エクセルサウンド AC300C、AC400C、AC300A、AC400A、ES801
TP-MT 3点ネジ止アーム用 アーム取付け用ワッシャ
アームレスト
ビス(2種)
スタックス UA-7、UA-70
FR FR64、FR64S、FR14
グレース G704、G714
マイクロ MA505、MA505L、MA707X、MA303
オルトフォン RMG212、RMG309RMA309
SAEC WE308、WE308SX
TP-LH 太軸アーム用 アームレスト
FR FR66S
ビクター UA-7045、UA-7082
テクニクス EPA100
オーディオクラフト AC300II、AC400II、AC3000MC
AC4000MC
TP-LS SME用SME3009SII、SME3012、SME3009SIII アーム取付用ビス
TD-X 共通アームベースダイキャスト 取付ビス
              pd555-1t
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。 Copyright(C) 2016 Amp Repair Studio All right reserved.