国洋電機工業(株) VG-4G-N 真空管試験機備品修理記録 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況
B. 点検・調整・清掃状況。 H. ヒーター電圧の安定度(レギュレーション)測定。 E. 12AX7と12AU7測定 F. 高Gm管のGm測定 C. 改良・修理状況。
D. 使用部品
S. 国洋電機工業(株) VG-4G-N の仕様(カタログ・マニアルより) |
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A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A1. 点検中 前から見る |
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A2. 点検中 真空管挿入部見る | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A3. 点検中 前右から見る | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A4. 点検中 前右から見る。 外部測定・入力端子。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A5. 点検中 前左から見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A6. 点検中 前左から見る、調整VR。動かした形跡無? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A7. 点検中 後から見る | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A8. 点検中 後から見る。 電源ケーブル取り付け。 銘板もビス止め。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A9. 点検中 後パネルを取り見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AA. 点検中 後パネルを取り見る。 GM測定の心臓部の発振器(10kHz)とメーター駆動用増幅器。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AB. 点検中 下から見る | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AC. 点検中 下パネルを取り下から見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AD. 点検中 下パネルを取り下前から見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AE. 点検中 プレート、スクリーングリッド用電源トランス。 450V/02A。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AF. 点検中 トランス1次側、プレート電圧調整用スライダック。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AG. 点検中 スクリーングリッド用電圧調整用VR。 最大電圧=プレート電圧。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AH. 点検中 ヒーター用電源トランス。 1.25〜2.5V=5A、 〜6.3V=3.8A、 〜19V=1A、 〜50V=0.3A | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AI. 点検中 トランス1次側、ヒーター用電圧調整用VR。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AJ. 点検中 真空管ソケット裏。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AK. 点検中 真空管ソケット裏、双極3極管用ソケット裏。 こちらにはパラスチック発振止め用コイル無? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AL. 点検中 パラスチック発振止め用コイル郡。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AM. 点検中 基板端子受けソケット、青い線がヒーター電圧用。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AN. 点検中 基板端子、青い線がヒーター電圧用。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AO. 点検中 外部測定・入力端子裏。 電極固定ナットが2ケ所緩んでいる! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AP. 点検中 スタッド端子の固定忘れ! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B. 点検・調整・清掃状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 B11. ヒータ電圧AC1.25V、実測=AC1.284V。 |
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B12. ヒータ電圧AC1.4V、実測=AC1.445V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B13. ヒータ電圧AC2.0V、実測=AC2.092V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B14. ヒータ電圧AC2.5V、実測=AC2.574V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B15. ヒータ電圧AC3.15V、実測=AC3.209V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B16. ヒータ電圧AC4.2V、実測=AC4.320V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B17. ヒータ電圧AC4.8V、実測=AC4.82V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B18. ヒータ電圧AC5.0V、実測=AC4.99V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B19. ヒータ電圧AC6.3V、実測=AC6.45V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B1A. ヒータ電圧AC8V、実測=AC8.19V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B1B. ヒータ電圧AC9V、実測=AC9.01V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B1C. ヒータ電圧AC12.6V、実測=AC12.53V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B1D. ヒータ電圧AC16V、実測=AC15.95V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B1E. ヒータ電圧AC19V、実測=AC19.02V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B1F. ヒータ電圧AC25V、実測=AC24.86V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B1G. ヒータ電圧AC35V、実測=AC34.69V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B1H. ヒーター電圧AC50V、実測=AC49.59V。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B21. コントロールグリッド電圧(BiasVolt)−50V、実測=−50.08V(−100Vレンジ)。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B22. コントロールグリッド電圧(BiasVolt)−25V、実測=−25.06V(−50Vレンジ)。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B23. コントロールグリッド電圧(BiasVolt)−10V、実測=−10.04V(−20Vレンジ)。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B24. コントロールグリッド電圧(BiasVolt)−2.5V、実測=−2.499V(−5Vレンジ)。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B25. コントロールグリッド電圧(BiasVolt)+5V、実測=+5.078V(+10Vレンジ)。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B31. スクリーングリッド電圧122V、実測=122.4V(EP=500VレンジでEP=250V)。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B32. スクリーングリッド電圧50V、実測=50.04V(EP=200VレンジでEP=125Vレンジ)。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B33. スクリーングリッド電圧12V、実測=12.62V(EP=50VレンジでEP=25Vレンジ)。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B41. プレート電圧250V、実測=250.08V(EP=500Vレンジ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B42. プレート電圧100V、実測=100.7V(EP=200Vレンジ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B43. プレート電圧25V、実測=25.12V(EP=50Vレンジ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B51. GmRange40m_mho SignalVolt AC3mV=、実測=AC3.13mV。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B52. GmRange16m_mho SignalVolt AC6mV=、実測=AC7.80mV。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B53. GmRange8m_mho SignalVolt AC12mV=、実測=AC15.62mV。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B54. GmRange4m_mho SignalVolt AC30mV=、実測=31.17mV。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B55. GmRange1.6m_mho SignalVolt AC60mV=、実測=77.7mV。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B56. GmRange0.8m_mho SignalVolt AC120mV=、実測=155.6mV。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B57. SignalVolt周波数測定=10kHz、実測=9.828kHz。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B61.バラック修理中。 プレート回路とコントロールグリッド電圧整流回路に電解コンデンサー追加 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B62. プレート電圧リップル波形、プレート電流=10.5mA。 リップル電圧は1/10。真空管は12BH7。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
H. ヒーター電圧の安定度(レギュレーション)測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 H11. 整流管83。 ヒーター電圧=5V、ヒーター電流=3A。 本体電圧計=5V供給。 MT9ピンソケット位置電圧計(テスター)=4.370V、−10%を越える。 |
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H12. 整流管83。 ヒーター電圧=5V、ヒーター電流=3A。 本体電圧計=+10%越で供給。 MT9ピンソケット位置電圧計(テスター)=5.001V。 |
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H21. 電力増幅管KT88。 ヒーター電圧=6.3V、ヒーター電流=1.6A。 本体電圧計=6.3V供給。 MT9ピンソケット位置電圧計(テスター)=6.03V、−10%以内。 |
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H22. 電力増幅管KT88。 ヒーター電圧=6.3V、ヒーター電流=1.6A。 本体電圧計=+5%で供給。 MT9ピンソケット位置電圧計(テスター)=6.3V。 |
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H31. 電力増幅管EL34。 ヒーター電圧=6.3V、ヒーター電流=1.5A。 本体電圧計=6.3V供給。 MT9ピンソケット位置電圧計(テスター)=6.05V、−10%以内。 |
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H32. 電力増幅管EL34。 ヒーター電圧=6.3V、ヒーター電流=1.5A。 本体電圧計=+4%で供給。 MT9ピンソケット位置電圧計(テスター)=6.3V。 |
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H41. 電力増幅管6L6。 ヒーター電圧=6.3V、ヒーター電流=0.9A。 本体電圧計=6.3V供給。 MT9ピンソケット位置電圧計(テスター)=6.18V、−10%以内。 |
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H42. 電力増幅管6L6。 ヒーター電圧=6.3V、ヒーター電流=0.9A。 本体電圧計=+2%で供給。 MT9ピンソケット位置電圧計(テスター)=6.3V。 |
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H5. 増幅管6267 ヒーター電圧=6.3V、ヒーター電流=0.2A。 本体電圧計=6.3V供給。 MT9ピンソケット位置電圧計(テスター)=6.3V。 |
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E. 12AX7と12AU7測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 E0.真空管 12AX7(ECC83)。 左から1本目.2本目...5本目.6本目、12AU7。 真空管ハンドブック(規格表)の、 12AX7(ECC83)相互コンダクタンス=1600μmho「Ep=250V、Ip=1.2mA、Eg1=−2V」。 12AU7(ECC82)相互コンダクタンス=2200μmho「Ep=250V、Ip=10.5mA、Eg1=−8.5V」。 1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。 |
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真空管「12AX7(ECC83)」。 左から1本目.2本目...5本目.6本目、12AU7。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
真空管「12AX7(ECC83)」。 左から1本目.2本目...5本目.6本目、12AU7。
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E11. 1本目 12AX7 ユニット1。 Gm測定=1700μmho、IP=0.45mA。 測定条件、「Ep=250V、Eg1=−2V」。 RangeSW=4000μmho |
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E12. 1本目 12AX7 ユニット2。 Gm測定=1300μmho、IP=0.38mA。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
E21. 2本目 12AX7 ユニット1。 Gm測定=1000μmho、IP=0.36mA。 測定条件、「Ep=250V、Eg1=−2V」。 RangeSW=4000μmho |
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E22. 2本目 12AX7 ユニット2。 Gm測定=1000μmho、IP=0.38mA。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
E31. 3本目 12AX7 ユニット1。 Gm測定=1200μmho、IP=0.38mA。 測定条件、「Ep=250V、Eg1=−2V」。 RangeSW=4000μmho |
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E32. 3本目 12AX7 ユニット2。 Gm測定=1600μmho、IP=0.44mA。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
E41. 4本目 12AX7 ユニット1。 Gm測定=1100μmho、IP=0.36mA。 測定条件、「Ep=250V、Eg1=−2V」。 RangeSW=4000μmho |
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E42. 4本目 12AX7 ユニット2。 Gm測定=2900μmho、IP=1.30mA。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
E51. 5本目 12AX7 ユニット1。 Gm測定=1200μmho、IP=0.38mA。 測定条件、「Ep=250V、Eg1=−2V」。 RangeSW=4000μmho |
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E52. 5本目 12AX7 ユニット2。 Gm測定=1300μmho、IP=0.38mA。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
E61. 6本目 12AX7 ユニット1。 Gm測定=1200μmho、IP=0.38mA。 測定条件、「Ep=250V、Eg1=−2V」。 RangeSW=4000μmho |
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E62. 6本目 12AX7 ユニット2。 Gm測定=1500μmho、IP=0.45mA。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
E71. 真空管 12AU7 ユニット1測定。 Gm=2500μmho、Ip=13.85mA。 測定条件、「Ep=250V、Eg1=−8.5V」、 Cレンジ=6000μmhoレンジでの測定。 |
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E72. 真空管 12AU7 ユニット2測定。 Gm=2400μmho、Ip=9.99mA。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
F. 最近の真空管のGm測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 F0. electro−harmonix12AT7EHの測定。左から1本目、2本目。 真空管ハンドブック(規格表)の相互コンダクタンス=6000μmho「Ep=250V、Eg1=−12V、Ip=10mA」 1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。 |
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F11. 「12AT7EH−1本目」ユニット1測定。 Gm測定=6000μmho、IP=0.45V/50Ω=9mA。 測定条件「Ep=250V、Eg1(Rk=200Ω)」。 Cレンジ=7500μmhoレンジでの測定。 |
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F12. 「12AT7EH−1本目」ユニット2測定。 Gm測定=6750μmho、IP=0.475V/50Ω=9.5mA。 測定条件「Ep=250V、Eg1(Rk=200Ω)」。 Cレンジ=7500μmhoレンジでの測定。 |
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測定電源は安定化電源を使用し、AC100V 60Hzで行う。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 CP. プレート電圧、グリット電圧の改善。 整流ダイオード交換 |
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CH. ヒーター電圧の安定度(レギュレーション)の改善。 ヒ−ター供給配線が2ヶの基板端子を経由しているのでこれを改善。 |
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CPP. パラスチック発振止め対策の改善。 コイルでは抵抗値が大きすぎるので、ビーズ挿入にする。 |
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CG. グリッド電圧(バイアス)、Gm回路電源安定化。 プレート電流が変化してもOKの様に安定化。 |
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CB. Gm測定回路にバンドパスフイルター挿入。 電源ハムや発振の影響を無くす。無論これらの発生防止対策もします。 |
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CT. プレート電圧やヒーター電圧のコントロールにトライアックを導入 。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
S. 国洋電機工業(株) VG-4G-N の仕様(カタログ・マニアルより) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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