Eddystone 840C 修理記録 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2022/4/5到着 完成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況
B. 原因
C. 修理状況
U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる真空管測定。
D. 使用部品
E. 調整・測定 F. 修理費 ,000円 オーバーホール修理 Y. ユーザー宅の設置状況 S. Eddystone 840C の仕様(マニアル・カタログより) |
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A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A11. 点検中 前から見る。 |
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A12. 点検中 前右から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A13. 点検中 後から見る。4個のケース固定ビスを利用してケースを外す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A14. 点検中 後左から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A15. 点検中 上から見る。天井の蛍光灯が映り込み。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A16. 点検中 ケースから出し、上から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A21. 点検中 下前から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A22. 点検中 下前左から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A23. 点検中 下後から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A24. 点検中 下後右から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A25. 点検中 下から見る。天井の蛍光灯が映り込み。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A26. 点検中 下から見る。ケースを取る為のミゾ右側、もう少し広さ(前後)が必要。 但し、プロはこれを使用せず後ろからの固定ビスを使用してケースを取る。 |
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A27. 点検中 下から見る。ケースを取る為のミゾ左側、もう少し広さ(前後)が必要。 但し、プロはこれを使用せず後ろからの固定ビスを使用してケースを取る。 |
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A28. 点検中 ケースから出し、下から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A29. 点検中 ケースから出し、コイルパック・シールドを取り下から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A31. 点検中 アンテナコイルパック。アルミ鋳造ケース入り。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A32. 点検中 RF(段間)コイルパック。アルミ鋳造ケース入り。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A32. 点検中 OSCコイルパック。アルミ鋳造ケース入り。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A41. 点検中 ダイヤル同調機構。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A51. 点検中 バリコン。バリコン回転軸はリンクを介してで回転する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A52. 点検中 バリコン2。アースは編み線でしっかり取る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A61. 点検中 ペーパーコンデンサー。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 C11. 修理前 PowerSupply基板 |
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C12. 修理中 PowerSupply基板。トルエン溶媒の接着剤。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C13. 修理中 PowerSupply基板。トルエン溶媒の接着剤、部品の銅線を腐食する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C14. 修理中 PowerSupply基板。トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C15. 修理後 PowerSupply基板。 ゼナーダイオード2個、電解コンデンサー32個交換、黒ミューズが大分使用できました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C16. 修理前 PowerSupply基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C17. 修理(半田補正)後 PowerSupply基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C18. 完成PowerSupply基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C19. 修理前 PowerSupply基板ラッピング | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C1A. 修理後 PowerSupply基板ラッピング、半田を浸みこませる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C21. 修理前 フューズ基板。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C22. 修理前 フューズ基板裏。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C23. 修理(半田補正)後 フューズ基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C24. 完成フューズ基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C25. 修理前 フューズ基板ラッピング。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C26. 修理後 フューズ基板ラッピング、半田を浸みこませる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C31. 修理前 RF−MIX基板。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C32. 修理後 RF−MIX基板。 電解コンデンサー6個、半固定VR1個交換 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C33. 修理前 RF−MIX基板裏。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C34. 修理(半田補正)後 RF−MIX基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C35. 完成RF−MIX基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C41. 修理前 IF基板。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C42. 修理後 IF基板。 半固定VR3個、電解コンデンサー14個、IC10個、OP_AMP1個、TR(トランジスター)9個交換 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C43. 修理中 IF基板で交換したIC、OP_AMP、足黒TR(トランジスター)。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C44. 修理前 IF基板裏。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C45. 修理(半田補正)後 IF基板裏。 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C46. 完成IF基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C47. 修理前 IF基板裏、ラッピング。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C48. 修理後 IF基板裏、ラッピング。 半田を浸みこませる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C49. 修理前 IF基板裏、ラッピング2。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C4A. 修理後 IF基板裏、ラッピング2。 半田を浸みこませる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C81. 修理前 SW基板 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C82. 修理後 SW基板。 半固定VR1個、電解コンデンサー3個、IC2個交換 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C83. 修理前 SW基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C84. 修理(半田補正)後 SW基板裏。 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C85. 完成SW基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C86. 完成SW基板裏。 SW基板裏、左前。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C87. 完成SW基板裏。 SW基板裏、右前。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
CC1. 交換部品 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
CD1. 修理前 上から | ||||||||||||||||||||||||||||||||
CD2. 修理後 上から | ||||||||||||||||||||||||||||||||
CD3. 修理前 下から | ||||||||||||||||||||||||||||||||
CD4. 修理後 下から | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる真空管測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 U1. 予備真空管 UAF42。 左から1本目.2本目....6本目。 真空管ハンドブックの規格 相互コンダクタンス=1700μmho 「Ep=100V、Esg=50V、IP=2.8mA、Eg1=−1.2V」。 |
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予備真空管 UAF42。 左から1本目.2本目....6本目。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U11. 予備1本目 UAF42。Gm測定=1840μmho、Ip=2.16mA。 測定条件、「Ep=100V、Esg=50V、Eg1=−1.2V」。 RangeSW=C、FullScale=3000μmho |
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U12. 予備2本目 UAF42。Gm測定=1680μmho、Ip=2.12mA。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U13. 予備3本目 UAF42。Gm測定=1700μmho、Ip=2.08mA。 測定条件、「Ep=100V、Esg=50V、Eg1=−1.2V」。 RangeSW=C、FullScale=3000μmho |
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U14. 予備4本目 UAF42。Gm測定=1600μmho、Ip=2.02mA。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U15. 予備5本目 UAF42。Gm測定=1700μmho、Ip=2.27mA。 測定条件、「Ep=100V、Esg=50V、Eg1=−1.2V」。 RangeSW=C、FullScale=3000μmho |
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U16. 予備6本目 UAF42。Gm測定=1700μmho、Ip=2.10mA。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U2. 予備真空管 UAF42。 左から7本目.8本目....12本目。 相互コンダクタンス=1650μmho「Ep=100V、Esg=43V、IP=2.3mA、Eg1=−1V」。 |
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予備真空管 UAF42。 左から7本目.8本目....12本目。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U21. 予備7本目 UAF42。Gm測定=1600μmho、Ip=1.88mA。 測定条件、「Ep=100V、Esg=50V、Eg1=−1.2V」。 RangeSW=C、FullScale=3000μmho |
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U22. 予備8本目 UAF42。Gm測定=2000μmho、Ip=2.48mA。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U23. 予備9本目 UAF42。Gm測定=1620μmho、Ip=1.94mA。 測定条件、「Ep=100V、Esg=50V、Eg1=−1.2V」。 RangeSW=C、FullScale=3000μmho |
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U24. 予備10本目 UAF42。Gm測定=1600μmho、Ip=1.88mA。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U25. 予備11本目 UAF42。Gm測定=1480μmho、Ip=1.76mA。 測定条件、「Ep=100V、Esg=50V、Eg1=−1.2V」。 RangeSW=C、FullScale=3000μmho |
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U26. 予備12本目 UAF42。Gm測定=1660μmho、Ip=2.02mA。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
プレート(カソード電流)波形を観測しながら測定する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U3. 予備真空管 UCH42。 左から1本目2本目..4本目。変換コンダクタンスは測定不可。 真空管ハンドブックの規格 三極部相互コンダクタンス=2800μmho「Ep=100V、IP=10mA、Eg1=−0V」。 |
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予備真空管 UCH42。 左から1本目2本目..4本目。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U31. 予備1本目 UCH42。Gm測定=2600μmho、Ip=10.30mA。 測定条件、「Ep=100V、IP=10mA、Eg1=−0V」。 RangeSW=C、FullScale=6000μmho |
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U32. 予備2本目 UCH42。Gm測定=3200μmho、Ip=10.87mA。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U33. 予備3本目 UCH42。Gm測定=2600μmho、Ip=10.65mA。 測定条件、「Ep=100V、IP=10mA、Eg1=−0V」。 |
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U34. 予備4本目 UCH42。Gm測定=??μmho、Ip=56.4mA、不良品。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U4. 予備真空管 UL41。 左から1本目2本目3本目。 真空管ハンドブックの規格 相互コンダクタンス=8000μmho「Ep=Esg=100V、IP=29mA、Eg1=−5.7V」。 |
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予備真空管 UL41。 左から1本目2本目3本目。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U41. 予備1本目 UL41。Gm測定=7000μmho、Ip=32.62mA。 測定条件、「Ep=Esg=100V、IP=29mA、Eg1=−5.7V」。 RangeSW=B、FullScale=15000μmho |
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U42. 予備2本目 UL41。Gm測定=6700μmho、Ip=22.95mA。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U43. 予備3本目 UL41。Gm測定=7000μmho、Ip=25.37mA。 測定条件、「Ep=Esg=100V、IP=29mA、Eg1=−5.7V」。 RangeSW=B、FullScale=15000μmho |
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U5. 付属真空管 UAF42。 左から1本目2本目3本目。 真空管ハンドブックの規格 相互コンダクタンス=1700μmho 「Ep=100V、Esg=50V、IP=2.8mA、Eg1=−1.2V」。 |
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付属真空管 UAF42。 左から1本目2本目3本目。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U51. 付属1本目 UAF42。Gm測定=1600μmho、Ip=1.77mA。 測定条件、「Ep=100V、Esg=50V、Eg1=−1.2V」。 RangeSW=C、FullScale=3000μmho |
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U52. 付属2本目 UAF42。Gm測定=1590μmho、Ip=1.64mA。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U53. 付属3本目 UAF42。Gm測定=1590μmho、Ip=1.58mA。 測定条件、「Ep=100V、Esg=50V、Eg1=−1.2V」。 RangeSW=C、FullScale=3000μmho |
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U6. 付属真空管 UCH42、 UL41、UY41。UY41の測定データー無。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
付属真空管 UCH42、 UL41、UY41。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
U61. 付属1本目 UCH42。Gm測定=3080μmho、Ip=9.65mA。 測定条件、「Ep=100V、IP=10mA、Eg1=−0V」。RangeSW=C、FullScale=6000μmho |
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U62. 付属1本目 UL41。Gm測定=7000μmho、Ip=26.46mA。 測定条件、「Ep=Esg=100V、IP=29mA、Eg1=−5.7V」。 RangeSW=B、FullScale=15000μmho |
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測定電源は安定化電源を使用し、AC115V 60Hzで行う。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
測定の為、入手したリムロック ソケット | ||||||||||||||||||||||||||||||||
US8ピンに変換する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
DM71は測定データー無 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E. 調整・測定、 各バンド(Range)トラッキング調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 <見方> 下の「LEADER 3216P AM信号発信器」より信号を出す。これを受信し出力を測定する。 表示LED、 左端=変調度、 中左=メモリNo、 中右=出力周波数、 右端=出力レベル。 |
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E11. Range1. 28MHz。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E12. Range1. 14MHz。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E21. Range2. 12MHz。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E22. Range2. 5.8MHz。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E31. Range3. 5.6MHz。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E32. Range3. 2.7MHz。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E41. Range4. 2.4MHz。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E42. Range4. 1.25MHz。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E51. Range5. 1060KHz。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E52. Range5. 520KHz。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
F. IF帯域測定。 Spectrum analyzer RIGOL DS815で測定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E5. 引き続き24時間エージング。 左はWE−396A・UTC A26使用 ラインアンプ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 Y1. 設置状況、 正面から見る。 |
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S. Eddystone 840C の仕様(マニアル・カタログより) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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840c-1s | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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