KENWOOD KT−3030 修理記録 |
平成17年6月2日到着 平成18年2月4日完成 |
- 修理前の状況
オーバーホール
- 原因
- 修理状況
RF増幅、、トラッキング、IF回路、MPX回路、修理・調整
配線手直し、補強
半固定VR交換
フイルムコンデンサー交換
- 使用部品
電解コンデンサー(オーディオコンデンサー使用) 62個
フイルムコンデンサー 6個
半固定VR 20個
- 調整・測定
- 修理費 68,000円 <<オーバーホール修理>>
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A. 修理前の状況
A1. 上蓋を取った所。 |
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AE. 修理前の測定
AE1. <見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZ・1KHZの 変調信号を 30dBで出す これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計、左メータ=L出力、右メータ=R出力
中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力
右=オシロ出力波形 上=R出力、下=L出力
下オシロ=検波出力波形
変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受け始めるレベル |
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AE2A. FM 感度、RL分離測定調整 R側
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Rのみ変調信号を 30dBで出す これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計=0.8%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大1%レンジ)
中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大3Vレンジ)
右=出力波形 上=R出力、下=L出力 |
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AE2B. FM 感度、RL分離測定調整 L側
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Lのみ変調信号を 30dBで出す、これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計=0.8%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大1%レンジ)
中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大3Vレンジ)
右=出力波形 上=R出力、下=L出力 |
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AE3A. FM 感度、RL分離測定調整 R側
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 1KHZの Rのみ変調信号を 30dBで出す これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計=0.7%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大1%レンジ)
中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大3Vレンジ)
右=出力波形 上=R出力、下=L出力 |
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AE3B. FM 感度、RL分離測定調整 L側
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 1KHZの Lのみ変調信号を 30dBで出す、これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計=0.7%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大1%レンジ)
中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大3Vレンジ)
右=出力波形 上=R出力、下=L出力 |
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C. 修理状況
C1A. 修理前 電源基板 |
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C1B. 修理後 電源基板 電解コンデンサー20個交換 |
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C1C. 修理前 電源基板裏 |
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C1C1. 修理中 電源基板裏の半田不良ケ所1 |
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C1C2. 修理中 電源基板裏の半田不良ケ所2 |
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C1D. 修理(半田補正)後 電源基板裏 |
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C1E. 完成電源基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 |
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C2A. 修理前 電源基板ラッピング1 |
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C2B. 修理後 電源基板ラッピング1、半田を浸みこませる |
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C2C. 修理前 電源基板ラッピング2 |
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C2D. 修理後 電源基板ラッピング2、半田を浸みこませる |
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C3A. 修理前 メイン基板 |
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C3B. 修理後 メイン基板 電解コンデンサー49個、半固定VR18個交換 |
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C3C. 修理前 メイン基板裏 |
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C3D. 修理(半田補正)後 メイン基板裏 |
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C3E. 修理中 メイン基板裏 余分なフラックスを取る |
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C3F. 完成メイン基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 |
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C4A. 修理前 RF−MIX基板 「ダイレクト・リニアレセプション・サーキット」
コイルの下の黒いのが同調バリキャップ、パラレルで,12個使用
ミキサーは無線機器でお馴染みの、バランス型で、低雑音・混変調をを稼いでいる |
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C4B. 修理後 RF−MIX基板 電解コンデンサー1個交換 |
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C4C. 修理前 RF−MIX基板裏 |
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C4D. 修理(半田補正)後 RF−MIX基板裏 |
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C4E. 修理中 RF−MIX基板裏 余分なフラックスを取る |
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C4F. 完成RF−MIX基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 |
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C5A. 修理前 IF−DCC−MPX−AF基板、以下 IF−AF基板に略
真ん中の部分がDCC(ディストーション・コレクティング・サーキット)部分 |
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C5B. 修理後 IF−AF基板 電解コンデンサー27個、半固定VR16個交換 |
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C5C. 修理前 IF−AF基板裏 |
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C5D. 修理(半田補正)後 IF−AF基板裏 |
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C5E. 修理中 IF−AF基板裏 余分なフラックスを取る |
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C5F. 完成IF−AF基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 |
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C6A. 修理前 VCO−MUTE−CPU基板、以下 CPU基板に略 |
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C6B. 修理後 CPU基板 電解コンデンサー21個、半固定VR3個交換 |
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C6C. 修理前 CPU基板裏 |
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C6D. 修理(半田補正)後 CPU基板裏 |
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C6E. 修理中 CPU基板裏 余分なフラックスを取る |
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C6F. 完成CPU基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 |
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C7A. 修理前 コントロール・表示基板、以下 コントロール基板に略 |
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C7B. 修理後 コントロール基板 電解コンデンサー11個、フイルムコンデンサー2個、半固定VR2個交換 |
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C7C. 修理前 コントロール基板裏 |
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C7C1. 修理中 コントロール基板裏の半田不良ケ所1 |
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C7C2. 修理中 コントロール基板裏の半田不良ケ所2 |
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C7D. 修理(半田補正)後 コントロール基板裏 |
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C7E. 完成コントロール基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 |
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C8A. 修理前 LCD基板裏 |
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C8B. 修理(半田補正)後 LCD基板裏 |
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C8C. 完成LCD2基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 |
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C9A. 修理前 LCD基板2裏 |
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C9B. 修理(半田補正)後 LCD基板2裏 |
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C9C. 完成LCD2基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 |
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CAA. 修理前 パルス・エンコーダ基板 |
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CAB. 修理後 パルス・エンコーダ基板 電解コンデンサー2個交換 |
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CAC. 修理前 パルス・エンコーダ基板裏 |
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CAD. 修理(半田補正)後 パルス・エンコーダ基板裏 |
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CAE. 完成パルス・エンコーダ基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 |
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CB. 交換部品 |
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CCA. 修理前 上から |
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CCB. 修理後 上から |
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E. 調整・測定 FM受信感度、RL分離測定調整
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZ・1KHZの変調信号を30dBで出す これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計、左メータ=L出力、右メータ=R出力
中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力
右=オシロ出力波形 上=R出力、下=L出力
下オシロ=検波出力波形
変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受け始めるレベル |
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E2A. FM 感度、RL分離測定調整 R側
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Rのみ変調信号を 30dBで出す これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計=0.15%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大0.3%レンジ)
中=出力電圧測定器、赤針=R出力(最大3Vレンジ)、黒針=L出力(最大0.03Vレンジ)
右=出力波形 上=R出力、下=L出力 |
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E2B. FM 感度、RL分離測定調整 L側
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Lのみ変調信号を 30dBで出す、これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計=0.15%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大0.3%レンジ)
中=出力電圧測定器、赤針=R出力(最大0.03Vレンジ)、黒針=L出力(最大3Vレンジ)
右=出力波形 上=R出力、下=L出力 |
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E3A. FM 感度、RL分離測定調整 R側
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 1000HZの Rのみ変調信号を 30dBで出す これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計=0.12%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大0.3%レンジ)
中=出力電圧測定器、赤針=R出力(最大3Vレンジ)、黒針=L出力(最大0.03Vレンジ)
右=出力波形 上=R出力、下=L出力 |
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E3B. FM 感度、RL分離測定調整 L側
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Lのみ変調信号を 30dBで出す、これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計=0.1%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大0.3%レンジ)
中=出力電圧測定器、赤針=R出力(最大0.03Vレンジ)、黒針=L出力(最大3Vレンジ)
右=出力波形 上=R出力、下=L出力 |
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EE. 最適な入力でのFM受信感度、RL分離測定調整
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZ・1KHZの変調信号を55dBで出す これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計、左メータ=L出力、右メータ=R出力
中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力
右=オシロ出力波形 上=R出力、下=L出力
下オシロ=検波出力波形 |
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EE2A. FM 感度、RL分離測定調整 R側
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Rのみ変調信号を55dBで出す これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計=0.04%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大0.1%レンジ)
中=出力電圧測定器、赤針=R出力(最大3Vレンジ)、黒針=L出力(最大0.03Vレンジ)
右=出力波形 上=R出力、下=L出力 |
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EE2B. FM 感度、RL分離測定調整 L側
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Lのみ変調信号を55dBで出す、これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計=0.045%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大0.1%レンジ)
中=出力電圧測定器、赤針=R出力(最大0.03Vレンジ)、黒針=L出力(最大3Vレンジ)
右=出力波形 上=R出力、下=L出力 |
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EE3A. FM 感度、RL分離測定調整 R側
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 1000HZの Rのみ変調信号を55dBで出す これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計=0.04%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大0.1%レンジ)
中=出力電圧測定器、赤針=R出力(最大3Vレンジ)、黒針=L出力(最大0.03Vレンジ)
右=出力波形 上=R出力、下=L出力 |
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EE3B. FM 感度、RL分離測定調整 L側
<見方>
上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 1000HZの Lのみ変調信号を60dBで出す、これを受信し出力を測定する
中左=歪み率計=0.04%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大0.1%レンジ)
中=出力電圧測定器、赤針=R出力(最大0.03Vレンジ)、黒針=L出力(最大3Vレンジ)
右=出力波形 上=R出力、下=L出力 |
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E4. 引き続き24時間エージング。
下は曾おじいさんに当たる”KT−7000”測定データーでは、差が有るが、FMの放送を聴くと好みが分かれる所でしょう |
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kt3030-1y |
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