SANSUI TU−9900 修理記録 |
平成15年7月23日到着 7月26日完成 |
- 修理前の状況
清掃したら、音がおかしい
- 原因
調整不良、TR(トランジスター)劣化、電解コンデンサー劣化
- 修理状況
RF増幅、、トラッキング、IF回路、MPX回路、修理・調整
AM回路調整
半固定VR交換
電解コンデンサーをオーディオ用に交換
半田補正
- 使用部品
電解コンデンサー(ミューズ使用) 56個
フイルムコンデンサー 1個
半固定VR 10個
TR(トランジスター) 12個
- 調整・測定
- 修理費 50,000円 「オーバーホール修理」
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A. 修理前の状況
A1A. 上蓋を取った所、TU−9500とはかなり異なる。 |
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A1B. 下蓋を取る |
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A2A. 修理前の測定 84MHZ受信し、 R側出力=酷い歪み |
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A2B. 修理前の測定 84MHZ受信し、 L側出力=酷い歪み |
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A3. 修理中 原因は下のTR(トランジスター)君達 |
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C. 修理状況
C1A. 修理前 フロント・エンド=MOS−FETによるRF2段増幅、MOS−FET−MIX |
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C1B. 修理後 フロント・エンド=RF、MIX |
C1C. 修理前 フロント・エンド=RF、MIX 裏 |
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C1D. 修理後 フロント・エンド=RF、MIX 裏 電解コンデンサー交換 |
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C2A. 修理前 FM−IFーフイルター |
C2B. 修理後 FM−IFーフイルター 黒く大きいのがフイルター、水晶かな? |
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C2C. 修理前 FM−IFーフイルター基板 裏 |
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C2D. 修理後 FM−IFーフイルター基板 裏 |
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C2E. 修理前 FM−IF増幅 |
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C2F. 修理後 IF増幅 電解コンデンサー6個、半固定VR3個、TR(トランジスター)1個交換 |
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C2G. 修理前 IF増幅 基板裏 |
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C2H. 修理後 IF増幅 基板裏 |
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C3A. 修理前 AM−IF増幅 |
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C3B. 修理後 AM−IF増幅 電解コンデンサー9個交換、半固定VR1個、TR(トランジスター)1個交換 |
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C3D. 修理前 AM−IF増幅基板裏 |
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C3D. 修理後 AM−IF増幅基板裏 |
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C4A. 修理前 MPX |
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C4B. 修理後 MPX 電解コンデンサー29個交換、半固定VR5個、TR(トランジスター)7交換 |
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C4C. 修理前 MPX基板裏 |
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C4D. 修理後 MPX基板裏 |
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C5A. 修理前 Multipath制御基板 |
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C5B. 修理後 Multipath制御基板 電解コンデンサー3個、TR(トランジスター)1個交換 |
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C5C. 修理前 Multipath制御基板 裏 |
C5D. 修理後 Multipath制御基板 裏 |
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C6A. 修理前 電源 |
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C6B. 修理後 電源 電解コンデンサー8個、TR(トランジスター)2個、半固定VR1個交換 |
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C6C. 修理前 電源基板裏 |
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C6D. 修理後 電源基板裏 |
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C7A. 修理前 上から |
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C7B. 修理後 上から |
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C7C. 修理前 下から |
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C7D. 修理後 下から |
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C8A.交換部品 |
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C8B. 交換した半固定VRの後ろ側、錆びて真っ黒、これを回したら直ぐに接触不良になる、交換しか無い。
更に酷い人は、これに接点復活剤を吹き付ける=恥じの上塗り!
両側4個は、比較の為、程度の良い物を並べた |
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E. 調整・測定 |
E1. AM 感度測定調整
見方
上のAM信号発信器より 1000KHZで 400Hの 50%変調信号を 40dBで出す
これを受信し出力を測定する、
下左側の歪み率計=2.9%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大3%レンジ)
真ん中電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大1Vレンジ)
下右側出力波形 上=R出力、下=L出力。 |
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E2A. FM 感度、RL分離測定調整 R側
見方
上のFMステレオ信号発信器より 83MHZで 400Hの Rのみ変調信号を 20dBで出す
これを受信し出力を測定する、
下左側の歪み率計=1.4%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大3%レンジ)
真ん中電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大1Vレンジ)
下右側出力波形 上=R出力、下=L出力。 |
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E2B. FM 感度、RL分離測定調整 L側 |
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E3. 完成 |
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E4. 24時間エージング。 |
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tu9900-12 |
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