NIKKO M−202. 2台の修理記録 |
平成13年12月30日到着 平成14年1月19日完成 |
製造会社が無くなり、資料(回路図)が入手出来ないので、修理期間がかりました。又修理費も高いです。 |
A. 修理前の状況
音は普通に出ているのですが、中を覗いてみると「ホコリ」まみれで
何となく危ない感じがします。
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B. 原因
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C. 修理状況
半固定VR交換
初段 FET(電解トランジスター)交換
プロテクト回路修理
配線手直し、補強
基板ハンダ補正 |
D. 使用部品(2台分)
半固定VR交換 10個
FET(電解トランジスター) 2個
TR(トランジスター) 8個
コンデンサー 8個
抵抗 12個
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E. 修理費 37,000円(2台分) 通常修理 |
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1. 上蓋を取った所、2台とも同じ状況。 |
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2. メイン基板、埃の中に部品がある。 |
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3. 終段TR(トランジスタ−)も埃の中。 |
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4. 清掃後。 |
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5. 基板修理後、半固定VR5個+初段FET交換。 |
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6. 出力/歪み率測定・調整。2台同時に行った。
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7. SP出力電圧13V=21W 歪み率=0.03% 右端オシロ=ドレイン電流はA級動作R側 |
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8. SP出力電圧3V=21W 歪み率=0.03% 右端オシロ=ドレイン電流はA級動作L側。 |
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9. しかし、是では、放熱器が小さすぎて、温度上昇が大きいので、上記の80%バイアス電流に落とす。
この当たりは、仕様書がないので、カットANDトライで決定する。
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10. 最終点検で、プロテクト回路が不動作、原因は下の黒いダイオードが逆に付いており、
回路が死んでいた、ついでにプロテクト動作強化、改造修理する。 |
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11. 12時間エージング |
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im202-8 |
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