Denon POA−3000RG 修理記録
PRA−2000ZR. 11台目ユーザー                2023/4/12到着    8/13完成 
A. 修理前の状況
  • 最近、ハムが出るようになりました。
    症状
    • 1)プリ、パワーの順にスイッチを入れると パワーがパイロットランプがOnになった瞬間にポッと小さく破裂音がしてその後、小さなハム音が継続する。
      このハム音の大きさはプリのボリュームの位置にはあまり関係せず、一方パワーのアテネーターには大きく依存し アテネーターがMAXだと音はゼロになる。
    • 2)まずパワーのみのスイッチを入れると、パイロットランプがOnになったあと、かなり強めのハム音が継続する。
      その後、プリのスイッチを入れると、その瞬間、音がなくなるが、パイロットランプ(Pre Out)がついた瞬間から上記1)と同様の小さなハム音が継続する。
    • DENON POA3000RGは1990年の秋に購入しましたから、33年経過しています。
      2009年の7月にデノン関西サービスセンターで抵抗、リレー、IC、コンデンサーの交換修理をしましたが、 その後の劣化もかなりあるかと思います。
      オーバーホール修理をお願いしたいのです。
  • 工房追記。
    • この現象はプリアンプのDC漏れの現象です

T. 修理前点検測定

B. 原因
  • 各部経年劣化多し。
    歪み多い。

C. 修理状況
D. 使用部品
  • SP接続リレー           2個。
    電源投入リレー          1個。
    制御入リレー            3個。
    バイアス/バランス半固定VR 6個。
    電解コンデンサー        79個 。
    フイルムコンデンサー      11個。
    TR(トランジスター)        2個。
    セラミックコンデンサー      1個。
    抵抗                 2本。
    入力RCA端子、同等品      3個。
    電源コード2芯3.5スケア     (本体からプラグまで約1.4m)。
    3Pプラグ(Panasonic WF−5018) 1個。

E. 調整・測定

F. 修理費   170,000円。   オ−バ−ホ−ル修理。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. Denon POA−3000RG の仕様(カタログ・マニアルより)

A0. デノン関西サービスセンター修理伝票。
A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前から見る、ドロワー開ける。
A13. 点検中 上下・左右パネル、シールド、前パネルを取り、前から見る。
A14. 点検中 前右から見る
A15. 点検中 後から見る
A151. 点検中 後から見る、右側SP接続端子。
A152. 点検中 後から見る、右側SP接続端子。取り付け穴は大きい。ユーザー意向で交換しない。
A153. 点検中 後から見る、左側SP接続端子。
A154. 点検中 後から見る、左側SP接続端子。取り付け穴は大きい。ユーザー意向で交換しない。
A16. 点検中 後左から見る
A17. 点検中 上から見る
A18. 点検中 上下・左右パネル取り、上から見る
A19. 点検中 上下・左右パネル、シールド、前パネルを取り、上から見る
A1A. 点検中 左右パネル裏、銅板が2枚重ねで貼られている。
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A26. 点検中 下パネルを取り、下から見る
A27. 点検中 上下・左右パネル、シールド、前パネルを取り、下から見る
A31. 点検中 整流ダイオードブリッジ周りを見る。
A32. 点検中 ブロック電解コンデンサー周りを見る。
A41. 点検中 電源コード取り付け部。
A42. 点検中 使用する電源コードプラグ(Panasonic WF−5018)。
A43. 点検中 交換する電源コード(3.5スケア)、 PSE合格品なので被服が分厚い!
A44. 点検中 交換する電源コード、 PSE合格品なので被服が分厚い!
A45. 点検中 交換するK色電源コード。 電気的性能や耐候性能は上記灰色と同じです。
A51. 点検中 入力RCA端子。
A52. 点検中 入力RCA端子、同等品に交換。
A53. 点検中 入力RCA端子、 WBT−0201に交換可能。
A61. 点検中 前回修理の右側終段TR(トランジスター)足の半田。
A62. 点検中 前回修理の右側終段TR(トランジスター)足の半田2。
A63. 点検中 前回修理の右側ドライブFET(電界効果トランジスター)足の半田。
T. 修理前点検測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
T0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T11. 1kHz入力、R側SP出力電圧41V=210W出力、 1.14%歪み。
              L側SP出力電圧41V=210W出力、 1.84%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T12. 10kHz入力、R側SP出力電圧41V=210W出力、 1.75%歪み。
               L側SP出力電圧41V=210W出力、 3.9%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C01. 修理前 入力端子郡。
C02. 修理(交換)後 入力端子郡。
C03. 修理前 入力端子郡裏。
C04. 修理(交換)後 入力端子郡。RCA端子交換3個、電解コンデンサー6個交換。
C10. 修理中 裏パネル上半分を取り、修理中。
C11. 修理前 入力基板。
C12. 修理後 入力基板。 制御接続リレー2個、電解コンデンサー5個交換。フイルムコンデンサー2個追加
C13. 修理前 入力基板裏。
C14. 修理(半田補正)後 右側終段AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C15. 完成右側終段AMP基板裏。  洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 DirectInput切替SW基板。
C22. 修理前 DirectInput切替SW基板裏。
C23. 修理(半田補正)後 DirectInput切替SW基板裏。 半田を全部やり直す。
C24. 完成DirectInput切替SW基板裏。  洗浄後防湿材を塗る。
C31. 修理前 Stereo/Mono切替SW基板。
C312. 修理中 Stereo/Mono切替SW基板。多量の接点復活剤の塗布跡!
C32. 修理前 Stereo/Mono切替SW基板裏。
C33. 修理(半田補正)後 Stereo/Mono切替SW基板裏。 半田を全部やり直す。
C34. 完成Stereo/Mono切替SW基板裏。  洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 右側終段AMP上後。
C42. 修理後 右側終段AMP上後。
C43. 修理前 右側終段AMP下前。
C44. 修理前 右側終段AMP下前。
C45. 修理中 右側終段TR(トランジスター)、ドライブFET(電界効果トランジスター)。
           右側終段TR(トランジスター)ロット番号2SC3856/05Y、2SA1492/05Y
           左側終段TR(トランジスター)ロット番号2SC3856/12Y、2SA1492/13Y
C51. 修理前 右側終段AMP基板。
C52. 修理後 右側終段AMP基板。 バイアス調整用半固定VR2個、SP接続リレー1個
           電解コンデンサー20個交換。 フイルムコンデンサー2個追加。
C53. 修理前 右側終段AMP基板裏。
C54. 修理(半田補正)後 右側終段AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C55. 完成右側終段AMP基板裏。  洗浄後防湿材を塗る。
C56. 修理前 右側ドライブFET(電界効果トランジスター)足の半田。
C57. 修理後 右側ドライブFET(電界効果トランジスター)足の半田。
C58. 修理前 右側終段TR(トランジスター)足の半田。
C59. 修理後 右側終段TR(トランジスター)足の半田。
C5A. 修理前 右側終段TR(トランジスター)足の半田2。
C5B. 修理後 右側終段TR(トランジスター)足の半田2。
C61. 修理前 左側終段AMP上後。
C62. 修理後 左側終段AMP上後。
C63. 修理前 左側終段AMP下前。
C64. 修理後 左側終段AMP下前。
C65. 修理中 左側終段TR(トランジスター)、ドライブFET(電界効果トランジスター)。
           右側終段TR(トランジスター)ロット番号2SC3856/05Y、2SA1492/05Y
           左側終段TR(トランジスター)ロット番号2SC3856/12Y、2SA1492/13Y
C66. 修理中 左側終段。 取り付けブラケットの止めビスが緩んで隙間がある。
C71. 修理前 左側終段AMP基板。
C72. 修理後 左側終段AMP基板。 バイアス調整用半固定VR2個、SP接続リレー1個
           電解コンデンサー20個交換。 フイルムコンデンサー2個追加。
C73. 修理前 左側終段AMP基板裏。
C74. 修理(半田補正)後 左側終段AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C75. 完成左側終段AMP基板裏。  洗浄後防湿材を塗る。
C76. 修理前 左側ドライブFET(電界効果トランジスター)足の半田。
C77. 修理後 左側ドライブFET(電界効果トランジスター)足の半田。
C78. 修理前 左側終段TR(トランジスター)足の半田。
C79. 修理後 左側終段TR(トランジスター)足の半田。
C7A. 修理前 左側終段TR(トランジスター)足の半田2。
C7B. 修理後 左側終段TR(トランジスター)足の半田2。
C80. 修理中 前パネルを倒し修理。
C81. 修理前 制御基板。
C82. 修理後 制御基板。半固定VR2個、電解コンデンサー26個交換。
C83. 修理前 制御基板裏。
C832. 修理中 制御基板裏。不明な半田屑??
C84. 修理後 制御基板裏。 半田を全部やり直す。セラミックコンデンサー1個追加
C85. 完成制御基板基板裏。  洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理前 メインVR基板。
C92. 修理後  メインVR基板。 リレー1個交換。
C93. 修理前 メインVR基板裏。
C94. 修理(半田補正)後  メインVR基板裏。 半田を全部やり直す。
C95. 完成メインVR基板裏。  洗浄後防湿材を塗る。
CA1. 修理前 メーター、ミュート、入力選択SW基板。
CA2. 修理前 メーター、ミュート、入力選択SW基板裏。
CA3. 修理(半田補正)後 メーター、ミュート、入力選択SW基板裏。 半田を全部やり直す。
CA4. 完成メーター、ミュート、入力選択SW基板裏。  洗浄後防湿材を塗る。
CB1. 修理前 LED表示基板。
CB2. 修理前 LED表示基板裏。
CB3. 修理(半田補正)後 LED表示基板裏。 半田を全部やり直す。
CB4. 完成LED表示基板裏。  洗浄後防湿材を塗る。
CC1. 修理前 VUメーター照明ランプ基板。
CC2. 修理前 VUメーター照明ランプ基板裏。
CC3. 修理(半田補正)後 VUメーター照明ランプ基板裏。 半田を全部やり直す。
CC4. 完成VUメーター照明ランプ基板裏。  洗浄後防湿材を塗る。
CD1. 修理前 定電圧基板。
CD2. 修理後 定電圧基板。電解コンデンサー2個交換。
CD3. 修理前 定電圧基板裏。
CD4. 修理(半田補正)後 定電圧基板裏。 半田を全部やり直す。
CD5. 完成定電圧基板裏。  洗浄後防湿材を塗る。
CE1. 修理前 電源SW基板。
CE2. 修理後 電源SW基板、ラッピング線。
CE3. 修理後 電源SW基板、ラッピング線。 半田を浸み込ませる。
CE4. 修理前 電源SW基板裏。
CE5. 修理(半田補正)後  電源SW基板裏。 半田を全部やり直す。 フイルムコンデンサー2個追加。
CE6. 完成電源SW基板裏。  洗浄後防湿材を塗る。
CF1. 修理前 突入電源抑制回路基板。 抵抗が1本になっている!
CF2. 修理後 突入電源抑制回路基板。リレー1個、抵抗2本交換
CF3. 修理中 突入電源抑制回路基板、ラッピング線。
CF4. 修理後 突入電源抑制回路基板、ラッピング線に半田を浸み込ませる。
CF5. 修理前 突入電源抑制回路基板裏。 抵抗とリレーが交換してあるが汚い半田付け!
CF6. 修理中 突入電源抑制回路基板裏。なんとリレー接点が短絡してある、これでは突入電源抑制は不可!
CF7. 修理(半田補正)後 突入電源抑制回路基板。 半田を全部やり直す。
CF8. 完成突入電源抑制回基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CG1. 修理前 電源コード取り付け部。
CG2. 修理(交換)後 電源コード取り付け部。
CG3. 修理中 3Pプラグにケーブル取り付。 差し込み固定が一般ですが、時計方向に巻き付けると良い。
           上のK線=巻き付いた端側、 下の白線=挿入した側。止めビスは未締結です。
           これで差し込み固定の3倍位接触面積が増し、接触抵抗が低くなる。
CG4. 修理中 3Pプラグにケーブル取り付。差し込み固定が一般ですが、時計方向に巻き付けると良い、反対側。
           上の白線=巻き付いた端側、 下のK線=挿入した側。止めビスは未締結です。
           これで差し込み固定の3倍位接触面積が増し、接触抵抗が低くなる。
CG5. 修理中 3Pプラグにケーブル取り付。 差し込み固定が一般ですが、時計方向に巻き付けると良い。
           上のK線=巻き付いた端側、 下の白線=挿入した側。
           これで差し込み固定の3倍位接触面積が増し、接触抵抗が低くなる。
CG6. 修理中 3Pプラグにケーブル取り付。差し込み固定が一般ですが、時計方向に巻き付けると良い、反対側。
           上の白線=巻き付いた端側、 下のK線=挿入した側。
           これで差し込み固定の3倍位接触面積が増し、接触抵抗が低くなる。
CG7. 完成 3Pプラグにケーブル取り付。 奥までしっかり芯線が入っている。
CG8. 完成 3Pプラグにケーブル取り付、反対側。 奥までしっかり芯線が入っている。
CG9. 完成 3Pプラグにケーブル取り付。 被覆部も十分に差し込む。
CGA. 完成 3Pプラグにケーブル取り付、反対側。 被覆部も十分に差し込む。
CH1. 修理前 電源ブロック電解コンデンサー回り。
CH2. 修理中 電源ブロック電解コンデンサー回り。 下赤線の半田球が短絡の可能性大!
CH3. 修理中 電源ブロック電解コンデンサー回り、拡大。 下赤線の半田球が短絡の可能性大!。
CH4. 修理中 電源ブロック電解コンデンサー回り。 半田を全部やり直す。 フイルムコンデンサー4個追加 
CH5. 完成突入電源抑制回基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CI1. 交換した部品
CI1. 交換した部品、SP接続リレー。 左=交換した10A、 右=付いていた7A。
CJ1. 修理前 上から見る。
CJ2. 修理後 上から見る。
CJ3. 修理前 下から見る。
CJ4. 修理後 下から見る。
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E1. AUX_50Hz入力、R側SP出力電圧43V=231W出力、 0.0034%歪み。
                  L側SP出力電圧45V=253W出力、 0.0034%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E2. AUX_100Hz入力、R側SP出力電圧44V=242W出力、 0.0037%歪み。
                   L側SP出力電圧45V=253W出力、 0.0038%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E3. AUX_500Hz入力、R側SP出力電圧45V=253W出力、 0.0068歪み。
                  L側SP出力電圧45V=253W出力、 0.0069%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E4. AUX_1kHz入力、R側SP出力電圧45V=253W出力、 0.0098%歪み。
                 L側SP出力電圧45V=253W出力、 0.0097%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E5. AUX_5kHz入力、R側SP出力電圧45V=253W出力、 0.023%歪み。
                 L側SP出力電圧45V=253W出力、 0.023%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E6. AUX_10kHz入力、R側SP出力電圧45V=253W出力、 0.023%歪み。
                   L側SP出力電圧45V=253W出力、 0.032%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E7. AUX_20kHz入力、R側SP出力電圧45V=253W出力、 0.030%歪み。
                 L側SP出力電圧45V=253W出力、 0.030%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E8. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
E9. その時のVUメーター。
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 全体を見る。
S. Denon POA−3000RG の仕様(カタログ・マニアルより)
型式 ステレオパワーアンプ POA−3000RG
パワーアンプ部
定格出力 Stereo=400W+400W(4Ω、THD0.1%)、 250W+250W(8Ω、THD0.05%)
Monaural= 800W(4Ω、THD0.1%)、 500W(8Ω、THD0.05%)
ダイナミックパワー Stereo=1,200W+1,200W(1Ω)、 900W+900W(2Ω)
Monaural= 1,600W(1Ω)、 1,500W(2Ω)
全高調波歪率 Stereo=0.005%(20Hz〜20kHz、8Ω、定格出力-3dB)
Monaural=0.008%(20Hz〜20kHz、8Ω、定格出力-3dB)
混変調歪率 0.003%以下(7kHz/60Hz=1/4、8Ω、定格出力相当振幅出力時)
出力帯域幅 Stereo/Monaural=5Hz〜50kHz(THD0.05%、8Ω、定格出力-3dB)
周波数特性 Stereo/Monaural=1Hz〜100kHz(8Ω、1W出力時)
入力感度 Stereo=1V(normal)、 1V(balanced)
Monaural= 0.7V(normal)、 1.4V(balanced)
入力インピーダンス Stereo=20kΩ(normal)、 10kΩ(balanced)
Monaural=20kΩ(normal)、 10kΩ(balanced)
出力インピーダンス 0.08Ω(1kHz、stereo)
SN比(Aカーブウェイティング、
1V入力換算値)
Stereo=123dB(normal)、 110dB(balanced)
Monaural= 110dB(normal)、 120dB(balanced)
スピーカー出力端子 AorB=4Ω以上、 A+B=8Ω以上
レベルメーター部
指示方式 ピーク値指示方式出力レベルメーター
指示範囲 -50dB〜+5dB、 0dB=200W/8Ω(stereo時、monaural時はW指示値x2)
周波数特性 10Hz〜100kHz +0 -3dB(1W出力時)
総合
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力(電気用品取締法) 600W
外形寸法 幅495x高さ200x奥行490mm(つまみ類、脚含む)
重量 35.5kg
価格 ¥450,000(1990年頃)
                     poa3000rg_4a
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