SoundCraft SA−600 修理記録 | ||||||||||
Altec 9440A ユーザー 2019/3/18到着 2019/12/6完成 | ||||||||||
A. 修理前の状況
T. 修理前の測定 B. 原因
C. 修理状況
D. 使用部品
E. 調整・測定 F. 修理費 100,000円 オーバーホール修理。 Y. ユーザー宅の設置状況 S. SoundCraft SA−600 の仕様(マニアル・カタログより) |
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A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A11. 点検中 前から見る。 |
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A12. 点検中 前右から見る | ||||||||||
A13. 点検中 後から見る。 「GB」Sound craft Japan のシール有り。 | ||||||||||
A14. 点検中 後左から見る | ||||||||||
A16. 点検中 上から見る | ||||||||||
A17. 点検中 上蓋を外し、上から見る。前から見て右側=Channel−B、左側=Channel−A。 | ||||||||||
A18. 点検中 上蓋を外し、上から見る。 電源ブロック電解コンデンサー4本とも液漏れ。 | ||||||||||
A21. 点検中 上=手持の交換可能な、ブロック電解コンデンサー、10000μF/90WV。 下=付いているブロック電解コンデンサー、15000μF/75WV。 |
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A22. 点検中 手持のnichicon製ブロック電解コンデンサー。 30000μF/71WV、耐圧不足。 | ||||||||||
A23. 点検中 手持の大きすぎる、ONKYO製ブロック電解コンデンサー、30000μF/90WV。 | ||||||||||
A31. 点検中 下前から見る | ||||||||||
A32. 点検中 下前左から見る | ||||||||||
A33. 点検中 下後から見る | ||||||||||
A34. 点検中 下後右から見る | ||||||||||
A35. 点検中 下から見る | ||||||||||
A36. 点検中 下から見る。 商標。 | ||||||||||
A41. 点検中 電源コード取付部、SP接続端子。 | ||||||||||
A42. 点検中 3Pインレット取付可能。 | ||||||||||
A51. 点検中 SP接続端子を交換可能。 左=WBT−0735、 右=WBT−0730。 | ||||||||||
A61. 点検中 入力VRを日本製VRに交換可能。 | ||||||||||
T. 修理前の測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 T0. 出力・歪み率測定・調整、AC100V/50Hzで測定。 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
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T1. 1kHz入力、R側SP出力電圧28V=98W、 2.89%歪み。 L側SP出力電圧28V=98W、 3.07%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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T2. 1kHz入力、R側SP出力電圧2V=0.5W、 0.247%歪み。 L側SP出力電圧2V=0.5W、 0.255%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 出力を下げると歪みが改善されるので、電源ブロックコンデンンサーの劣化が原因。 |
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C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 C1. 修理中 基板+グロック電解コンデンサーを取り外したシャーシ。 |
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C11. 修理前 R側−AMPブロック。 | ||||||||||
C112. 修理中 R側−AMPブロック。 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。 | ||||||||||
C113. 修理後 R側−AMPブロック。 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。 | ||||||||||
C12. 修理後 R側−AMPブロック。 リレー2個、電解コンデンサ−15個、半固定VR2個、OP−AMP1個交換。 | ||||||||||
C13. 完成R側−AMPブロック。 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||
C14. 修理前 R側−AMPブロック裏。 | ||||||||||
C15. 修理後 R側−AMP部ブロック。 | ||||||||||
C16. 完成R側−AMP部ブロック裏。 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||
C21. 修理前 R側−終段基板 | ||||||||||
C22. 修理後 R側−終段基板。 | ||||||||||
C23. 完成R側−終段基板。 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||
C24. 修理前 R側−終段基板、SP接続リレー。 | ||||||||||
C25. 修理(交換)後 R側−終段基板、SP接続リレー。 | ||||||||||
C26. 修理前 R側−終段基板裏。 | ||||||||||
C262. 修理中 R側−終段基板裏。ホットボンドが浮いている。 | ||||||||||
C263. 修理中 R側−終段基板裏。半田不良予備軍。 | ||||||||||
C27. 修理(半田補正)後 R側−終段基板。 全ハンダやり直し、洗浄後。 | ||||||||||
C28. 完成R側−終段基板。 防湿材を塗る。 | ||||||||||
C31. 修理前 R側−入力+ドライブAMP基板 | ||||||||||
C32. 修理後 R側−入力+ドライブAMP基板。 | ||||||||||
C33. 完成R側−入力+ドライブAMP基板。 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||
C34. 修理前 R側−入力+ドライブAMP基板裏。 | ||||||||||
C35. 修理(半田補正)後 R側−入力+ドライブAMP基板。 全ハンダやり直し、洗浄後。 | ||||||||||
C36. 完成R側−入力AMP+ドライブ基板。 防湿材を塗る。 | ||||||||||
C41. 修理前 R側−入力AMP基板 | ||||||||||
C44. 修理(半田補正)後 R側−入力AMP基板。 全ハンダやり直す。 | ||||||||||
C51. 修理前 L側−AMPブロック。 | ||||||||||
C52. 修理後 L側−AMPブロック。 リレー1個、電解コンデンサ−17個、半固定VR2個交換。 | ||||||||||
C53. 完成L側−AMPブロック。 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||
C54. 修理前 L側−AMPブロック裏。 | ||||||||||
C55. 修理後 L側−AMPブロック裏。 | ||||||||||
C56. 完成L側−AMP部ブロック、 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||
C61. 修理前 L側−終段基板 | ||||||||||
C62. 修理後 L側−終段基板。 | ||||||||||
C63. 完成L側−終段基板。 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||
C64. 修理前 L側−終段基板、SP接続リレー。 | ||||||||||
C65. 修理(交換)後 L側−終段基板、SP接続リレー。 | ||||||||||
C66. 修理前 L側−終段基板裏。 | ||||||||||
C67. 修理(半田補正)後 L側−終段基板。 全ハンダやり直し、洗浄後。 | ||||||||||
C68. 完成L側−終段基板。 防湿材を塗る。 | ||||||||||
C71. 修理前 L側−入力+ドライブAMP基板 | ||||||||||
C72. 修理後 L側−入力+ドライブAMP基板。 | ||||||||||
C73. 完成L側−入力+ドライブAMP基板。 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||
C74. 修理前 L側−入力+ドライブAMP基板裏。 | ||||||||||
C75. 修理(半田補正)後 L側−入力+ドライブAMP基板。 全ハンダやり直し、洗浄後。 | ||||||||||
C76. 完成L側−入力AMP+ドライブ基板。 防湿材を塗る。 | ||||||||||
C81. 修理前 L側−入力AMP基板 | ||||||||||
C82. 修理(半田補正)後 L側−入力AMP基板。 全ハンダやり直す。 | ||||||||||
C91. 修理前 電源ブロック電解コンデンサー。 | ||||||||||
C92. 修理後 電源ブロック電解コンデンサー。 | ||||||||||
C93. 修理後 電源ブロック電解コンデンサー。 フイルムコンデンサー4個追加。 | ||||||||||
CA1. 修理前 動作表示LED基板。 | ||||||||||
CA2. 修理後 動作表示LED基板。 電解コンデンサー2個交換。 | ||||||||||
CA3. 修理前 動作表示LED基板裏。 | ||||||||||
CA4. 修理(半田補正)後 動作表示LED基板裏。 全ハンダやり直す | ||||||||||
CA5. 完成動作表示LED基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||
CB1. 修理前 電源コード取り付け。 | ||||||||||
CB2. 修理中 3Pインレット穴開け加工。 | ||||||||||
CB3. 修理後 3Pインレット取り付け。 FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ | ||||||||||
CB4. 修理後 3Pインレット裏側回り配線。 アースはしっかり取る。 | ||||||||||
CC1. 修理(交換)前 入力VR。 | ||||||||||
CC2. 修理(交換)後 入力VR。 | ||||||||||
CC3. 修理(交換)後 入力VR。 日本製は回転角度が15度多い。 | ||||||||||
CD. 前パネル清掃中。 | ||||||||||
CE1. 交換部品 | ||||||||||
CE2. 交換部品。 液漏れブロック電解コンデンサー。 | ||||||||||
CE3. 交換部品。 液漏れブロック電解コンデンサー。 | ||||||||||
CF1. 修理前 上から見る | ||||||||||
CF2. 修理後 上から見る | ||||||||||
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 E0. 出力・歪み率測定・調整 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「own SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
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E1. 50Hz入力、R側SP出力電圧35V=153W、 0.00963%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W、 0.0095%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E2. 100Hz入力、R側SP出力電圧35V=153W、 0.0098%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W、 0.0096%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E3. 500Hz入力、R側SP出力電圧35V=153W、 0.0152%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W、 0.0151%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E4. 1kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W、 0.0202%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W、 0.0200%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E5. 5kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W、 0.056%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W、 0.055%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E6. 10kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W、 0.099%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W、 0.099%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E7. 20kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W、 0.137%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W、 0.137%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
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E8. 50kHz入力、R側SP出力電圧33V=136W、 0.210%歪み。 L側SP出力電圧33V=136W、 0.209%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
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E9.完成 24時間エージング。 右は B−1. 16台目 UC−1 | ||||||||||
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 Y1. 設置状況. |
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S. SoundCraft SA−600 の仕様(マニアル・カタログより) | ||||||||||
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sa600-2t | ||||||||||
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