hill audio DX3000 修理記録 |
平成14年1月12日到着 1月26日完成 |
A. 修理前の状況
大音量でサブローをならしていた時 、DJ がミキサーのゲインを どんどんあげて
ゲインオーバーになったのではないかと思われます
焦げ臭いにおいがしてかすかに音が出る程度になってしまったしだいです。
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B. 原因
フアンコントロ−ル回路が故障した為、基板が燃えた。
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C. 修理状況
RL終段バイアス回路変更
フアンコントロール回路修理
RL共ドライブ回路修理
制御基板修理
RLフアン空気取り入れ口網作成
配線手直し、補強
基板ハンダ補正
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D. 使用部品
OP−AMP 8個
電解コンデンサー 4個
FET(電解トランジスター) 2個
抵抗 12個
フアン防護網 2個
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E. 修理費 63,000円 通常修理 |
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1. 上蓋を開け清掃後、片側TR(トランジスター)が20個のSEPP、出力1.5KW/片側
それにしては少しトランスが小さい、是で3KVAは無いでしょう?? |
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2. 終段TR(トランジスター)の拡大 |
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3. L側 ドライブ回路修理中。 |
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4. R側 AMP基板修理中、
終段TR(トランジスター)が、不良で熱と共にバイアス移動するので、0Vバイアスに
変更するが、完全には吸収出来ない、このタイプのTR(トランジスター)は国内では高い |
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5. 終段TR(トランジスター)の取り付け部、
このネジが熱の為、及び輸送の振動の為、1回転以上締まるほで、緩んでいる。
当然放熱も悪くなり、今回の事故の1原因。 |
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6. 終段ドライブ基板修理中、かなりの修理履歴があり、基板剥離多数。 |
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7. 制御基板の取り出し |
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8. 制御基板の修理 |
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9. 冷却フアンの吸入口編み修理、金網に交換する |
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10. 修理後冷却フアンの吸入口 |
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11. 死んでいる、冷却フアン制御用複合FET、新しくサーミスターSWを付ける |
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12. 出力/歪み率測定 |
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13. R側 SP出力電圧78V=760W 歪み率=3% 電源事情が良くない |
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14. L側 SP出力電圧80V=800W 歪み率=2% 電源事情が良くない。 |
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15. RL同時 SP出力電圧60V=450W 歪み率=4% 電源事情が良くない |
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16 前から見たところ |
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17. 後ろから |
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