McIntosh C26. 2台目修理記録
2022/11/1到着     2023/5/2完成 
A. 修理前の状況
  • 貴社HPを楽しく閲覧させていただいています。
    何時かは貴社にて オーバーホールしていただこう!と考えながら時間が経過しました。
    高校時代にオーディオに目覚めて以来、様々な機種と出会いました。
    現在、67歳(50年の時を経て)を迎えて、我が家に残っている機器は、JBLオリンパスS8を中心にマッキントッシュのプリ(C36)・パワー(MC2255・MC2105)でドライブし、主にレコード(トーレンス・SME3012・オルトフォンSPU)で楽しんでおります。
    主にジャズピアノ+ボーカルです。
    60歳を迎えた頃から、何時かはゲルマニウムトランジスタのC26の音を聞いてみたい!(C36の音質は少々冷たく感じています)と願って良い機種を探していましたが、良品に巡り合うことができませんでした。
    そんな時、貴社のホームページに出会い、オークションなどで購入した機種を安心して修理・オーバーホールをお願いできる方に出会いました。
    やっと、オークションを徘徊してC26の良品?を落札することができました。
    落札の大きな決め手は、C26が「元箱に入り」ということも大きな決め手でした。
    私にとって、最後のアンプとなります。
    出来ることなら、貴社ご提案のチュンUP・改造修理を含めてお願いできたらと思っています。
    又、オークションにてC26・C28用のメインボリュウムも落札しました。
    使えるものかどうかわかりませんが、同包して送らせて頂きます。
  • チューンUP改造修理については、貴社HPにある下記の1〜6すべてをお願いしたいと考えています。
    1.結合コンデンサーをメタライズド・フイルムコンデンサー、無極性電解コンデンサーに交換。
    2.電解コンデンサーを所謂オーディオ・コンデンサーに交換する。
    3.整流ダイオードを高速リカバリ・ダイオードに交換する。
    4.電源ケーブル交換、3Pインレット型を取付。
    5.RCA端子の交換。 
    6.終段TR(トランジスター)/FET(電界トランジスター)の現代版の高性能に交換。

T. 修理前点検測定
  • 歪み多い。

B. 原因
  • 経年変化による劣化。

C. 修理状況
D. 使用部品
  • 電解コンデンサ−                   10個(ミューズ使用)。
    フイルムコンデンサー                 3個。
    3PインレットFURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ   1個。
    テフロン絶縁RCA端子        11組22個+他1個。
    LED                            10個。
    プシュSWにエスカッション(支給品)         1枚。
    メインVR(支給品)                  1個。
    天板&底板取付ビス黒色六角+インチビス      12本。
    測板取付ビス黒色ナベ+インチビス          4本。
    高速リカバリ・ダイオード               2本。
    抵抗                           2本


E. 調整・測定

F. 上位測定器による 調整・測定

G. 修理費  140,000円   オーバーホール修理

Y. ユーザー宅の設置状況

S. McIntosh C26 の仕様(マニアル・カタログより)


A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A112. 点検中 前から見る。 プシュSWを見る。
A113. 点検中 前から見る。 プシュSWにエスカッションを置いた所。
A12. 点検中、 前右から見る。
A13. 点検中 後から見る。 平行輸入品なので、電源は120V仕様。
A14. 点検中、 後左から見る。
A15. 点検中、 上から見る
A16. 点検中 上蓋・シールドを取り、上から見る
A17. 点検中 上蓋・シールドを取り、上から見る。 メインVR。
A18. 点検中 交換する支給メインVR。
A21. 点検中、 下前から見る。
A22. 点検中、 下前左から見る。
A23. 点検中、 下後から見る。
A24. 点検中、 下後右から見る。
A25. 点検中、 下から見る。
A26. 点検中 下蓋を取り、下から見る
A27. 点検中 定電圧基板が熱で反り変っている。
A28. 点検中 モードSW、入力切り替えSW。
A29. 点検中 トーンSW(VR)
A2A. 点検中 ラウドネスVR、バランスVR。
A31. 点検中 後から見る 入出力RAC端子郡。
A32. 点検中 後から見る 入出力RAC端子郡。テフロン絶縁製に交換。WBT−0201を定価で工賃込み。
A33. 点検中 交換するテフロン絶縁製RCA端子。 中心電極は円筒状で4つ割方式。
A34. 点検中 WBT製RCA端子WBT−0201。 さらに複雑な構造で「カチ」と差し込み感を与える。
A35 点検中 最近の「RCAプラグ」の中心電極は2割になっているので接触不良が起きにくい。
A41. 点検中 電源コード取り付け部。
A42. 点検中 電源コードを3Pインレットに交換。 木ケースのストッパが使用がやりずらいかも?
           電源コードを3Pインレットに交換例C−29. 4台目
T. 修理前点検測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
T0. 出力・歪み率測定・調整、「電源電圧は50HZ 100V」。
    「見方」。
   上段中 右側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T1. AUX 100Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.1183%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.147%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
T2. AUX_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.1144%歪み。
               L側出力電圧=2V、 0.154%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T3. AUX_10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.1289%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.178%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T4. MM_100Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.168%歪み。
                L側出力電圧=2V、 0.209%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
T5. MM_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.175%歪み。
                L側出力電圧=2V、 0.203%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T6. MM_10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.211%歪み。
                L側出力電圧=2V、 0.231%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C0. 修理中 前パネルを取り修理中
C1 修理中 プッシュSWの遮光材は劣化無。
C2. 修理前 前面パネル電球照明。
C3. 修理中 雑音の心配が残りが、前面パネルLED照明化。消費電力は1/20以下!
C11. 修理前 メイン基板
C12. 修理後 メイン基板  電解コンデンサ−7個交換。
C13. 修理前 メイン基板裏
C14. 修理(半田補正)後  メイン基板裏。 半田を全部やり直す。
C15. 完成メイン基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前  センターチャネルVR、 フエーズSW。
C22. 修理(半田補正)後 センターチャネルVR、 フエーズSW。。
C31. 修理前 前 モードSW。
C32. 修理後 (清掃後)後 モードSW。
C40. 修理中 サブシャシーを外して修理中。
C41. 修理前 BASSコントロールSW。
C42. 修理前 BASSコントロールSW、反対側。
C43. 修理中 BASSコントロールSW。 多量の接点復活剤の使用で軸のグリスが溶け出している。
C44. 修理中 BASSコントロール・ロータリスイッチウェハス。
C45. 修理(洗浄)後 BASSコントロール・ロータリスイッチウェハス。 接点部分を拭った綿棒に油分あり。
C46. 完成BASSコントロールSW。
C47. 完成BASSコントロールSW、反対側。
C51. 修理前 TREBLコントロールSW。
C52. 修理中 TREBLコントロールSW、反対側。
C53. 修理中 TREBLコントロールSW。 多量の接点復活剤の使用で軸のグリスが溶け出している。
C54. 修理中 TREBLコントロール・ロータリスイッチウェハス。
C55. 修理(洗浄)後 TREBLコントロール・ロータリスイッチウェハス。  接点部分を拭った綿棒に油分あり。
C56. 完成TRBBLコントロールSW。
C57. 完成TRBBLコントロールSW、反対側。
C61. 修理中 バランスVR点検・清掃。 抵抗2本追加。
C70. 修理前 入力SW。
C71. 修理前 R側入力ロータリスイッチウェハス。
C72. 修理(洗浄)後 R側入力ロータリスイッチウェハス。
C73. 修理前 R側入力ロータリスイッチウェハス、外側。
C74. 修理(洗浄)後 R側入力ロータリスイッチウェハス、外側。
C75. 修理前 L側入力ロータリスイッチウェハス。
C76. 修理(洗浄)後 L側入力ロータリスイッチウェハス。
C77. 修理前 L側入力ロータリスイッチウェハス、外側。
C78. 修理(洗浄)後 L側入力ロータリスイッチウェハス、外側。
C81. 修理中 プシューSW点検・清掃。
C91. 修理前 メインVR+電源SW。
C92. 修理(交換)後 メインVR+電源SW。
CA1. 修理前 電源ブロック電解コンデンサー下配線。
CA2. 修理後 電源ブロック電解コンデンサー下配線。 整流ダイオードを高速リカバリ・ダイオードに2個、電解コンデンサー1個交換。電解コンデンサー3個、フイルムコンデンサー3個追加。
CB1. 修理前 入出力RAC端子郡
CB2. 修理(交換)後 入出力RAC端子郡、アース端子も交換する。
CC1. 修理前 電源ケーブル挿入部。
CC2. 修理(加工)中 電源ケーブル挿入部、3Pインレット取り付け穴を開ける所、ハンドツールなので時間がかかる。
CC3. 修理後 3Pインレット取り付け。  FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ
CC4. 修理後 3Pインレット裏の配線。 アースはしっかりと取る。
CD1. 修理中 ツマミ清掃。 
CE1. 交換部品
CF1. 修理前 上から見る
CF2. 修理後 上から見る
CF3. 修理前 下から見る
CF4. 修理後 下から見る
CF5. 完成 前から見る。
CF6. 完成 後から見る。綺麗なお尻で帰ります!
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整、「電源電圧は50HZ 100V」。
    「見方」。
   上段中 右側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E11. AUX 50Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.00237%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.00226%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. AUX 100Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.00341%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.00377%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. AUX 500Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.00898%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.00970%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. AUX 1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00706%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.00794%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. AUX 5kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00473%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.00449%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E16. AUX 10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.00724%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.00414%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. AUX 20kHz入力、R側出力電圧=1.9V、 0.00587%歪み。
                  L側出力電圧=1.9V、 0.00814%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E21. MM 50Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.0288%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.0291%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. MM 100Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.0326%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0330%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. MM 500Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.0324%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0325%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. MM 1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0262%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.0275%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. MM 5kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0251%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.0248%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E26. MM 10kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0260%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0263%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. MM 20kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0726%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0775%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
F. 上位測定器による 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
F0. 下のオーディオアナライザーVP−7732Aで自動測定。  「電源電圧は50HZ 100V」
F11. 入出力特性測定(AUX入力)
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 平均で1.8V出力   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F12. 歪み率特性測定(AUX入力)
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax  左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F13. 入出力特性測定(AUX入力) BASS & TREBLE 最大
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F14. 入出力特性測定(AUX入力) BASS & TREBLE 最小
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F15. 入出力特性測定(AUX入力) Filter ON
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F2. 入出力特性測定(MM入力)=PHONO−1
       MM入力 入力電圧=1mV一定入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 全体を見る。
S.McIntosh C26 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 C29 ステレオプリアンプ
FREQUENCY RESPONSE +0 -0.5 dB 20 Hz to 20,000 Hz
DISTORTION Will not exceed 0.1% at rated output level, 20
Hz to 20,000 Hz
INPUT SENSITIVITY AND IMPEDANCE AUXILIARY, TUNER, TAPE 1, TAPE 2 0.25 volts
at 250,000 ohms
HUM AND NOISE AUXILIARY, TUNER, TAPE 1, and TAPE 2 85 dB
below rated output
PHONO 1, PHONO 2 74 dB below 10 millivolts
input, equivalent to less than 2 microvolts at
the input terminals
OUTPUT LEVEL AND IMPEDANCE MAIN OUTPUT 2.5 volts with rated input, 200
ohms source impedance, to operate into 47,-
000 ohms or greater
TAPE OUTPUT 0.25 volts from low level inputs,
200 ohms source impedance, to operate into
47,000 ohms or greater
CENTER CHANNEL OUTPUT (L + R) 2.5 volts
with rated input to both channels, 1,200 ohms
source impedance, to operate into 47,000
ohms or greater
A level control adjusts the CENTER CHANNEL
output from -6 dB to +6 dB with respect to
MAIN output
VOLTAGE AMPLIFICATION IN DECIBELS AUXILIARY, TUNER, TAPE 1 and TAPE 2
to MAIN OUTPUT 20 dB
to TAPE OUTPUT 0 dB
PHONO 1 and PHONO 2 (at 1,000 Hz)
to MAIN OUTPUT 62 dB
to TAPE OUTPUT 42 dB
BASS Separate 11 position rotary switches for each
channel. -20 dB to +16 dB at 20 Hz
TREBLE Separate 11 position rotary switches for each
channel. -20 dB to +20 dB at 20,000 Hz
LOUDNESS Flat response, or continuously variable loudness
equalization as volume level is reduced
BALANCE Natural balance at center position, attenuation
of left or right channel by rotating control
VOLUME Precision "tracked" at all listening levels. (0 to
-65 dB). Does not change stereo balance as loudness
is changed. The AC power ON/OFF switch is
coupled with this control
INPUT Six positions ?AUXILIARY, TAPE 1, TAPE 2,
TUNER, PHONO 1, and PHONO 2
MODE Seven positions ? Left channel only to both
speakers. Right channel only to both speakers,
Stereo Reverse, Stereo, Mono, L + R, L + R to
right speaker only, and L + R to left speaker only
TAPE MONITOR Two pushbutton switches. Either of two tape
recorders can be monitored by selecting the TAPE
1 pushbutton or TAPE 2 pushbutton. They are mechanically
interlocked to accept only one pushbutton
at the IN position at one time
LF FILTER (Rumble Filter) Flat or roll-off 6 dB per
down to 12 dB at 20 Hz
HF FILTER (Scratch Filter) Flat or roll-off 6 dB per octave above 6,000 Hz,
down 12 dB at 20,000 Hz
SPEAKER Main ? Switch the MAIN loudspeaker system
ON or OFF without affecting the performance
of REMOTE speakers.
Remote ? Switch the REMOTE loudspeaker
system ON or OFF without affecting the performance
of MAIN speakers.
HEADPHONE JACK The output of the power amplifiers must be
properly connected to the C 26 back panel for
program material to be available at the HEADPHONE
jack.
SECONDARY CONTROLS These controls are located behind the front
panel on top of the C 26. They are readily accessible
by depressing the PANLOC buttons and sliding
the C 26 forward on the PANLOC brackets.
CENTER CHANNEL LEVEL Top of chassis control to adjust the output level
of the left plus right program material at the CENTER
CHANNEL output on the back panel.
PHASE CONTROL Electronically reverse phase in the left channel
to correct "out of phase" program sources.
TRANSISTOR COMPLEMENT 18 silicon-planar transistors, and 3 silicon
diodes.
AC POWER OUTLETS 1 unswitched (Red)
4 switched
POWER REQUIREMENT 120 volts, 50/60 Hz, 15 watts
SIZE Front panel measures 16 inches wide (40.64
cm) by 5-7/16 inches high (13.81 cm). Chassis
measures 15 inches wide (38.1 cm) by 5 inches
high (12.7 cm) by 13 inches deep (33.02 cm),
including PANLOC shelf and back panel connectors.
Knob clearance required is 1? inches
(3.81 cm) in front of the mounting panel.
WEIGHT 18 pounds (8.16 kg) net, 33 pounds
(14.97 kg) in shipping carton.
価格 定価:550,000円(アメリカ合衆国 1972年発売)
                       c26_22x
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