SAE(Scientific Audio Electronics) A-201 2台目修理
平成14年11月30日到着   平成15年3月14日完成
  • A. 修理前の状況
       2年ほど使用、 症状は、貴HPの修理記録にあります同じ機種と、同じ症状です。
       実はオークションで入手した当時より、たまに出力リレーが切れる ことが有りましたが、次第に頻繁になり、
       今朝はついに切れたまま になってしまいました。

  • B.原因
      ハンダ不良による、接続不良で終段TR(トランジスター)焼損。

  • C. 修理状況
       終段TR(トランジスター)。
       SP接続リレ−交換。
       バイアス調整用半固定VR交換。
       電解コンデンサー交換。
       基板半田補正。

  • D.使用部品
       終段TR(トランジスター)                      2個。
       リレー                                 1個。
       電解コンデンサー(オーディオコンデンサー使用)       18個。
       半固定VR                               2個。

  • E. 調整

  • F. 修理費   58,000円  オーバーホール修理

A. 修理前の状況・点検
A1. 修理前 L側終段基板
A2. 修理前 L側終段基板拡大 電源線のハンダ不良、製作時のミス?
A3. 修理前 L側終段基板拡大 電源線が挟まっていた、もう少し強く締めるとショウト
A4. 修理前 L側終段基板拡大 ICのハンダ不良、押したらこれだけ出てきた、他にも有りそう!!
                                                  ↑ ↑この長い2本
A4. 修理前 上記のお陰で、他界した終段TR(トランジスター)、左=2個
          このTR(トランジスター)は、既に製造中止で、市場に無く、高価です
C. 修理状況
C1A. 修理前 L側終段基板
C1B. 修理後 L側終段基板
C1C. 修理前 L側終段基板裏
C1D. 修理(半田補正)後 L側終段基板裏 半固定VR交換
C2A. 修理前 R側終段基板
C2B. 修理後 R側終段基板 電解コンデンサー8個交換
C2C. 修理前 R側終段基板裏
C2D. 修理(半田補正)後 R側終段基板裏 半固定VR交換
C2E. 修理中 R側RCA入力端子の半田不良
C2F. 修理中 R側RCA入力端子の半田不良 まるで半田が浸み込んでいない
C3A. 修理前 プロテクロ・リレー基板
C3B. 修理後 プロテクロ・リレー基板。 リレー、電解コンデンサー5個交換 
C4A. 修理前 VU表示のLED基盤裏
C4B. 修理(半田補正)後 VU表示のLED基盤裏
C5. 完成 上から見る
C12. 交換部品
E.調整
E1. 出力/歪み率測定。
E2A. SP出力30V=112W 0.1%歪み 1000HZ  電源118V
       R出力=右=上=赤針、 L出力=左=下=黒針、 右下のオシロが入力
E2B. SP出力30V=112W 0.1%歪み 400HZ  電源118V
       R出力=右=上=赤針、 L出力=左=下=黒針、 右下のオシロが入力
E3A. SP出力26V=84.5W 0.1%歪み 1000HZ  電源96V
       R出力=右=上=赤針、 L出力=左=下=黒針、 右下のオシロが入力
E3B. SP出力26V=84.5W 0.1%歪み 4000HZ  電源96V
       R出力=右=上=赤針、 L出力=左=下=黒針、 右下のオシロが入力
E4.  完成 24時間エージング、 後は YAMAHA B−1
                         sea2012r
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