HMA−9500mkU. 72台目修理記録 |
大分前にオークションで落札 完成 |
注意 このAMPはアースラインが浮いています。 AMPのシャーシにSPの線(アース側)やプリAMPのアースもも接続してはいけません。 RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません、+−の撚りのあるのも使用出来ません。 又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照 |
A. 修理前の状況
B. 原因
C. 修理状況
F. 修理費 ,000円 オーバーホール修理。 Y. ユーザー宅の設置状況 S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより) |
A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A11. 点検中 前から見る |
A12. 点検中 前右から見る |
A13. 点検中 後から見る |
A14. 点検中 後から見る。 DC入力選択。 |
A15. 点検中 後左から見る |
A16. 点検中 上から見る |
A21. 点検中 下前から見る |
A22. 点検中 下前左から見る |
A23. 点検中 下後から見る |
A24. 点検中 下後右から見る |
A25. 点検中 下から見る。 |
A31. 点検中 下蓋を取り、下から見る |
A32. 点検中 焼損した右側1次ヒューズ。 |
A33. 点検中 電源トランスの詰め物を見る。右側は少し焼けている。 |
A41. 点検中 R側ドライブ基板の電解コンデンサー頭のビニールのむけは少ない。 |
A42. 点検中 L側ドライブ基板の電解コンデンサー頭のビニールのむけは無。 |
A51. 点検中 電解コンデンサー外観比較、100μ/100V |
A52. 点検中 電解コンデンサー外観比較、220μ/100V |
A61. 点検中 電源基板の整流ブリッジを「ファストリカバリー 整流ダイオード( 3A/ 200V)と 交換可能。 |
A71. 点検中 入力RCA端子。 |
A711. 点検中 入力RCA端子。 FUTECH FP901(R) に交換。 |
A712. 点検中 入力RCA端子。 WBT−0201に交換可能です。 |
A713. 点検中 入力RCA端子。 WBT−0210Agに交換可能です。 |
A714. 点検中 入力RCA端子。 WBT−0210Cuに交換可能です。 |
A72. 点検中 使用されていたRCA端子。 中心電極は上下で挟む方式。 |
A73. 点検中 使用されていたRCA端子。 挟み込むタイプなので、接触は2点(2線)のみ。 |
A74. 点検中 使用されていたRCA端子。 拡大。 |
A75. 点検中 交換するテフロン絶縁製RCA端子。 中心電極は円筒状で4つ割方式。 |
A76. 点検中 WBT製RCA端子 WBT−0201。 さらに複雑な構造で「カチ」と差し込み感を与える。 |
A77. 点検中 最近の「RCAプラグ」の中心電極は2割になっているので接触不良が起きにくい。 |
A81. 点検中 R−SP端子 |
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 C1. 修理前 下になる放熱器や取っ手の部分を養生する。 |
C11. 修理前 R側ドライブ基板。 |
C12. 修理後 R側ドライブ基板。 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個、TR(トランジスター)2個交換、モジュール修理交換部品は除く。 |
C13. 修理前 R側ドライブ基板裏 |
C14. 修理中 R側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。 |
C15. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。 |
C16. 完成R側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る。 |
C17. 修理(清掃)前 R側放熱器裏の埃。 |
C18. 修理(清掃)後 R側放熱器裏の埃。 |
C21. 修理前 L側ドライブ基板。 |
C22. 修理後 L側ドライブ基板。 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個、TR(トランジスター)2個交換、モジュール修理交換部品は除く。 |
C23. 修理前 L側ドライブ基板裏 |
C24. 修理中 L側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。 |
C25. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 |
C26. 完成L側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る。 |
C27. 修理(清掃)前 L側放熱器裏の埃。 |
C28. 修理(清掃)後 L側放熱器裏の埃。 |
C31. 修理中 R側終段FET(電界効果トランジスター)周りの埃。 |
C32. 修理前 清掃後、R側終段FET(電界効果トランジスター) |
C33. 修理中 R側終段FET(電界効果トランジスター)、取り付け絶縁マイカー。 熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と 、2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。 |
C34. 修理後 R側終段FET(電界効果トランジスター) |
C35. 修理中 L側終段FET(電界効果トランジスター)周りの埃。 |
C36. 修理前 清掃後、L側終段FET(電界効果トランジスター) |
C37. 修理中 L側終段FET(電界効果トランジスター)、取り付け絶縁マイカー。 熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコン=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、 2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。 |
C38. 修理後 L側終段FET(電界効果トランジスター) |
C41. 修理前 RLモジュール。 左右でロットが異なる。 |
C42. 修理前 RLモジュール裏。 |
C43. 修理中 RLモジュール裏。 TR(トランジスター)6個交換し、洗浄後軽くラッカーを吹く。 |
C44. 修理中 専用機でR側モジュール修理・測定・調整中。 |
C45. 修理中 専用機でL側モジュール修理・測定・調整中。 |
C51. 修理前 電源基板。 |
C52. 修理後 電源基板。 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個、整流ダイオード14本、TR(トランジスター)4個交換。 整流ブリッジを「ファストリカバリー 整流ダイオード( 3A/ 200V)と 交換。 輪ゴムは接着材が硬化するまで固定する。 |
C53. 修理前 電源基板裏 |
C54. 修理(半田補正)後 電源基板裏 半田を全部やり直す。 パスコン足絶縁チューブは2重にする。 |
C55. 完成電源基板裏 洗浄後防湿材を塗る |
C56. 修理中 絶縁シート。 過大電流による変形あり。 |
C61. 修理前 RCA端子 |
C71. 修理前 入力RCA端子基板 |
C72. 修理後 入力RCA端子基板。 フイルムコンデンサー2個交換。 |
C73. 修理前 入力RCA端子基板裏 |
C74. 修理中 入力RCA端子基板裏 L側もW−SWにする為、基板改造。 |
C75. 修理(半田補正)後 入力RCA端子基板裏 半田を全部やり直す。 フイルムコンデンサー2個増設。 |
C76. 完成入力RCA端子裏 洗浄後防湿材を塗る。 |
C77. 修理前 入力RCA端子基板取付裏 |
C78. 修理後 入力RCA端子基板取付裏 |
C81. 修理中 RCA端子基板の切り換えSW分解。 |
C82. 修理中 RCA端子基板の切り換えSW分解、肝心の接触端子部。 |
C83. 修理中 RCA端子基板の切り換えSW分解。端子を洗浄する。肝心の接触端子は綺麗な内側のを使用。 |
C91. 修理前 R−SP端子 |
C92. 修理中 R−SP接続端子穴加工前 |
C93. 修理中 R−SP接続端子穴加工後 |
C95. 修理前 R−SP端子裏配線 |
C96. 修理後 R−SP端子裏配線。 WBTのネジ止めを生かし、ネジ止め接続+半田接続のW配線にした。理由はこちら。 白く着いているのは湿度が高かった為、接着材の蒸気、やがて消えます。 |
CA1. 修理前 L−SP端子 |
CA2. 修理中 L−SP接続端子穴加工前 |
CA3. 修理中 L−SP接続端子穴加工後 |
CA5. 修理前 L−SP端子裏配線。 |
CA6. 修理後 L−SP端子裏配線。 WBTのネジ止めを生かし、ネジ止め接続+半田接続のW配線にした。理由はこちら 白く着いているのは湿度が高かった為、接着材の蒸気、やがて消えます。 |
CB1. 修理前 電源ケーブル取り付け部。 |
CB2. 修理中 電源ケーブル取り付け部穴加工前。 SP接続端子との距離を取る為に、下右方向へ広げる為、昔ながらのヤスリで削る。 |
CB3. 修理中 電源ケーブル取り付け部穴加工後 |
CB4. 修理後 電源ケーブル取り付け部 |
CB5. 修理中 電源ケーブル端末処理。 |
CB6. 修理前 ラグ端子に電源ケーブル取り付。 |
CB7. 修理中 ラグ端子に電源ケーブル取り付。 端子板に銅線で固定する。 |
CB8. 修理後 ラグ端子に電源ケーブル取り付。 さらに半田で固定する。 |
CB9. 修理中 電源ケーブル「SAEC AC6000 PC−Triple C」 に 「FURUTECH FI−11M−NIR」を取り付ける。 ばらせないので差し込み接続。 |
CBA. 修理後 電源ケーブル+コンセント。 |
CC1. 修理前 R側ドライブ基板へのラッピング線 |
CC2. 修理後 R側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
CC3. 修理前 L側ドライブ基板へのラッピング線 |
CC4. 修理後 L側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
CC5. 修理前 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線 |
CC6. 修理後 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
CC7. 修理前 L側ドライブ基板−電源基板 |
CC8. 修理後 L側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
CD1. 修理(交換)後 支給品Λコンデンサーに交換する。 |
CE1. 交換した部品。 |
CE2. 交換した部品2。 |
CE3. 交換した部品、接点が酸化して黒いSP接続リレー。光っている所が通電部分。 |
CF1. 修理前 下から見る |
CF2. 修理後 下から見る |
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 E0. 出力・歪み率測定・調整 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低なります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
E1. 50Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00662%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00677%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
E2. 100Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00277%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00480%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
E3. 500Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00213歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00291%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
E4. 1kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00345%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00339%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
E5. 5kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.01389%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0147%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
E6. 10kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0100%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0158%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
E7. 50kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0662%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0677%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
E8. 100kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0688%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0786%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 このAMPの特色で、全く落ちない! |
E9. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。 |
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 Y1. 設置状況、 全体正面から見る。 |
9500mk2-r |
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