Marantz 240Z 修理記録
平成15年10月25日到着   11月15日完成
  • A. 修理前の状況
      症状は,片チャンネルから「ビシッ」という雑音が頻出し,スピーカーが壊れてしまいそうな状況になります。
     
  • B.症状、原因
      電解コンデンサー劣化、初段TR(トランジスター)劣化

  • C.修理状況
      初段TR(トランジスター)交換。
      電解コンデンサ−交換=オーディオ・コンデンサー(ミューズ)使用。
      配線手直し、補強。
      経年劣化による各部ハンダ補正。
  • D.使用部品
      初段TR(トランジスタ−)  個。
      半固定VR          4個。
      電解コンデンサ−        個。
      フイルム・コンデンサー    2個。
  • F.修理費   75,000円   オーバーホール修理。

  • S. Marantz 240 の仕様(マニアル・カタログより)

      
A. 修理前の状況
A−1A. 修理前の点検 上から見る
C. 修理状況
C−1A. 修理前  R側終段基板
C−1A−1. 修理中  半固定VR 交換したいが同容量の物が無いため清掃
C−1B. 修理後  R側終段基板 電解コンンサー4個、半固定VR2個、フイルムコンデンサー1個、TR(トランジスタ−)4個交換
C−1C. 修理後  R側終段基板 裏
C−1D. 修理(半田補正)後  R側終段基板 裏
C−1E. 修理前 R側終段TR(トランジスタ−)          
C−1F. 修理前 R側終段TR(トランジスタ−)基盤 裏
C−1G. 完成 R側終
C−2A. 修理前  L側終段基板
C−2B. 修理後  L側終段基板 電解コンンサー4個、半固定VR2個、フイルムコンデンサー1個、TR(トランジスタ−)4個交換
C−2C. 修理前  L側終段基板 裏
C−2D. 修理(半田補正)後  L側終段基板 裏
C−2E. 修理前 L側終段TR(トランジスタ−)
C−2F. 修理前 L側終段TR(トランジスタ−)基盤 裏
C−2G. 完成 L側終
C−3A. 修理前 プロテクト基盤
C−3A−1. 修理前 プロテクト基盤 SP接続リレー接点
C−3B. 修理後 プロテクト基盤  電解コンンサー3個、リレー交換
C−4A. 修理前  プロテクト基盤 裏
C−4B. 修理(半田補正)後  プロテクト基盤 裏
C−5. 修理後  追加した電解コンデンサー
C−6. ネジもサビが出てきているので軽くラッカーを吹き付ける
C−7. 交換部品
C−8A. 修理前 上から見る 
C−8B. 修理後 上から見る
C−9. 完成
E. 調整・測定
E−1. 出力/歪み率測定・調整
E−2A. R側SP出力=30V=112W出力。 0.02%歪み 1000HZ入力
E−2B. R側SP出力=30V=112W出力。 0.02%歪み 400HZ入力
E−3A. L側SP出力=30V=112W出力。 0.02%歪み 1000HZ入力
E−3B. L側SP出力=30V=112W出力。 0.02%歪み 400HZ入力
E−4. 完成 引き続き24時間エージング
S. Marantz 240 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 ステレオパワーアンプ 250
出力(定格出力時、両ch、20Hz〜20kHz) 4Ω:300W(150W+150W)、Typically 340W
8Ω:250W(125W+125W)、Typically 280W
16Ω:128W(64W+64W)、Typically 150W
全高調波歪率 0.1%以下(20Hz〜20000Hz、定格出力時)
Typically 0.05%
混変調歪率 0.1%以下(定格出力時、20Hz〜20kHzのうち任意の2つの周波数)
Typically 0.05%
周波数特性 2Hz〜100kHz +0 -1.5dB
20Hz〜20kHz +0 -0.5dB
パワーバンドウィズ(IHF) 5Hz〜45000Hz
入力感度/インピーダンス 1.5V/100kΩ
ダンピング・ファクター 100以上(8Ω)
<総合>
Total Noise better than 106dB below Rated Power into 8Ω
電源 AC100V、50Hz/60Hz
220Volts optional on special order
消費電力 480W
外形寸法 幅362x高さ156x奥行241mm
重量 11.8kg
価格 ¥195,000(1972年頃)
                      ma240z-v
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