Marantz 510. 2台目修理記録 | ||||||||||||||||||||||||||||
平成15年12月25日持込 7月8日完成 | ||||||||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況
B. 症状、原因
C. 修理状況
D. 使用部品
E. 調整・測定 F. 修理費 104,500円 オーバーホール修理。 但し、ユーザーが部品取りを1台用意し、終段TR(トランジスター)別途支給。 S. Marantz Model 510 の仕様(マニアル・カタログより) |
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A. 修理前の状況 A1. 点検中 前から見る、非常に綺麗です |
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A2. 点検中 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
A3. 点検中 電源の電解コンデンサーが+−で異なる。 大きな事故が有り、交換した証拠です |
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A4. 点検中 R側、終段TR(トランジスター)が焼損で短絡し、フューズが飛んで、電源が入らない。 オークションでこのままで売ると安いので、基板の電源供給線を外し、”電源を入れると「カチ」と音がしますが、 出力しません”とすると、簡単に直ると思いこみ、高く売れる。 |
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A5. 点検中 終段ユニットは、両方ともR側終段の物、よって、このAMPは2回に渡り、終段を壊した事になる | ||||||||||||||||||||||||||||
A6. 修理前 ゆるゆるのSP端子 原因は中が欠けている 「C−8A. 修理前 SP端子内側」 参照 | ||||||||||||||||||||||||||||
A7. 修理前 上蓋のスポンジが「グズグズ」に劣化 | ||||||||||||||||||||||||||||
A8. 修理前 掃除機で吸うと皆取れる | ||||||||||||||||||||||||||||
C. 修理状況 C1A. 修理前 R側終段TR(トランジスター) |
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C1B. 修理後 R側終段TR(トランジスター) | ||||||||||||||||||||||||||||
C1C. 修理前 R側終段基板 | ||||||||||||||||||||||||||||
C1D. 修理後 R側終段基板 電解コンンサー10個、半固定VR2個交換 | ||||||||||||||||||||||||||||
C1E. 修理後 R側終段基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||
C1F. 修理(半田補正)後 R側終段基板裏 +余計なフラックスを取り洗浄後 | ||||||||||||||||||||||||||||
C1G. 修理前 R側終段TR(トランジスター)基盤 | ||||||||||||||||||||||||||||
C1H. 修理(半田補正)後 R側終段TR(トランジスター)基盤 +余計なフラックスを取り洗浄後 | ||||||||||||||||||||||||||||
C2A. 修理前 L側終段TR(トランジスター) ”×”が付いているのが死んでいる | ||||||||||||||||||||||||||||
C2B. 修理後 L側終段TR(トランジスター) ユニットごと交換 | ||||||||||||||||||||||||||||
C2C. 修理前 L側終段基板 | ||||||||||||||||||||||||||||
C2D. 修理後 L側終段基板 電解コンンサー10個、半固定VR2個交換 | ||||||||||||||||||||||||||||
C2E. 修理前 L側終段基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||
C2F. 修理(半田補正)後 L側終段基板裏 +余計なフラックスを取り洗浄後 | ||||||||||||||||||||||||||||
C2G. 修理前 L側終段TR(トランジスター)基盤 | ||||||||||||||||||||||||||||
C2H. 修理(半田補正)後 L側終段TR(トランジスター)基盤 +余計なフラックスを取り洗浄後 | ||||||||||||||||||||||||||||
C3A. 修理前 前面パネル裏 左右にVUメーター 中央にVUメーターAMP+ピーク表示LED | ||||||||||||||||||||||||||||
C3B. 修理後 前面パネル裏 | ||||||||||||||||||||||||||||
C4A. 修理前 VUメーターAMP基盤 | ||||||||||||||||||||||||||||
C4B. 修理後 VUメーターAMP基盤 電解コンンサー5個、半固定VR2個、抵抗交換 | ||||||||||||||||||||||||||||
C4C. 修理前 VUメーターAMP基盤裏 | ||||||||||||||||||||||||||||
C4D. 修理(半田補正)後 VUメーターAMP基盤裏 +余計なフラックスを取り洗浄後 | ||||||||||||||||||||||||||||
C4E. 修理中 VUメーターランプは綺麗、日本は電圧が低いので寿命が延びる | ||||||||||||||||||||||||||||
C5A. 修理前 VUアテネッター基板 接点の出口が腐食している | ||||||||||||||||||||||||||||
C5B. 修理前 VUアテネッター基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||
C5C. 修理(半田補正)後 VUアテネッター基板裏 +余計なフラックスを取り洗浄後 | ||||||||||||||||||||||||||||
C6A. 修理中 後パネルを修理中 | ||||||||||||||||||||||||||||
C6B. 修理前 後パネル | ||||||||||||||||||||||||||||
C6C. 修理後 後パネル | ||||||||||||||||||||||||||||
C7A. 修理前 冷却フアン シールのスポンジがぼろぼろ、これでは空気が漏れます! | ||||||||||||||||||||||||||||
C7B. 修理後 冷却フアン | ||||||||||||||||||||||||||||
C7C. 修理前 電源突入電流抑制回路 | ||||||||||||||||||||||||||||
C7D. 修理後 電源突入電流抑制回路、電解コンンサー1個交換 | ||||||||||||||||||||||||||||
C8A. 修理前 SP端子内側 | ||||||||||||||||||||||||||||
C8B. 修理後 SP端子 | ||||||||||||||||||||||||||||
C9A. 修理前 入力端子、SP端子 | ||||||||||||||||||||||||||||
C9B. 修理後 入力端子。 WBT RCA端子 WBT−0201 | ||||||||||||||||||||||||||||
CA1. 測定中歪みが多く、調べたら、プラグが熱を持つので見たら、ハンダ揚をネジ止め、これでは緩む。 ネジ止めは緩むを頭に入れておくこと |
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CA2. 電極にハンダ付けをする、これで緩まない(銀入りハンダ使用) 但し、取るには技術が必要! | ||||||||||||||||||||||||||||
CA3. パネル清掃 | ||||||||||||||||||||||||||||
CB. 交換部品 | ||||||||||||||||||||||||||||
CC1. 修理前 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
CC2. 修理後 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||||
E. 調整・測定 E1. 出力/歪み率測定・調整 <見方> 上左オーディオ発振器より400HZ&1KHZの信号を出す(歪み率=約0.003%)。 下中=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)。 下右=周波数計。 上左=SP出力の歪み率測定。 左メータ=L出力。 右メータ=R出力。 上中=SP出力電圧測定器。 赤針=R出力。 黒針=L出力。 上右=SP出力波形オシロ。 上=R出力。 下=L出力(出力電圧測定器の出力)。 |
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E2A. SP出力=48V=288W出力。 0.04%歪み 1000HZ入力 本日は電源電圧が高く調子が良い! | ||||||||||||||||||||||||||||
E2B. SP出力=48V=288W出力。 0.03%歪み 400HZ入力 | ||||||||||||||||||||||||||||
E2C. VUメーター校正。 オーバーロードも点灯 | ||||||||||||||||||||||||||||
E3. SPケーブルは、この位の出力になるともう少し太い線で無いと熱を持ちます! | ||||||||||||||||||||||||||||
E4. 完成 引き続き24時間エージング | ||||||||||||||||||||||||||||
S. Marantz Model 510 の仕様(マニアル・カタログより) | ||||||||||||||||||||||||||||
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ma510-21i | ||||||||||||||||||||||||||||
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