ONKYO P−506RS M−506RS. 2台目修理記録 |
平成14年5月6到着 平成14年6月20日完成 |
P−506RS. 2台目 |
- 修理前の状況
フォノポジションにするとMC/MMで、カートリッジの針がレコードに降りていないのに
左のスピーカーがゆらゆらと前後に大きく動く右は何ともない
また、CDなど他のソースも何ともない
サブソニックフィルターは効果なし
時々メインボリューム左にガリ発生左チャンネルの音が切れることがあった
パワースイッチのインジケーターのランプ/ スーパーサーボのインジケーターのランプ切れ
- 原因
TR(トランジスタ−)/FET(電界トランジスタ−)の劣化
- 修理状況
TR(トランジスタ−)/FET(電界トランジスタ−)の交換
表示電球交換
半固定VR交換
各種基板ハンダ補正
- 使用部品
TR(トランジスタ−) 4個
FET 2個
電解コンデンサ− 2個
表示電球 3個
半固定VR交換 4個
- 修理費 P−506RS=32,000円 通常修理。
M−506RS=23,000円 通常修理。
- ONKYO M−506RS の仕様(カタログ・マニアルより)
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1. パネルを取り外し、表示電球交換、SW、VRの清掃、取り付けネジ・ナット増締め作業 |
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2. 出力VRの修理 |
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3. 出力VRの修理(拡大) |
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4. 基板修理、半田補正作業、Q208の所は完全に剥離している |
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5. 完成 上から見る、この上にコンクリト製? の重しが乗る、右上増量して交換した電解コンデンサー |
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6. 完成 下から見る
光っている所がハンダ補正した所 |
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7. 出力/歪み率測定 |
8. 出力電圧1V 歪み率=0.02% 測定レンジ=0.1% 1000HZ |
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9. 出力電圧1V 歪み率=0.02% 測定レンジ=0.1% 400HZ |
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M−506RS. 2台目 |
1. SPリレー交換、下が交換した物、SP接続端子も半田補正 |
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2. 照明ランプ交換 |
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3. 出力、歪み率測定 |
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4. 出力=34V=144W 歪み率=1.1% 1000HZ 右したオシロ=入力波形
左=黒針=下、右=赤針=上、RL同時だと100Vの電源電圧が下がるので歪みが増えます |
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5. 出力=34V=144W 歪み率=1.1% 400HZ 右したオシロ=入力波形
左=黒針=下、右=赤針=上、RL同時だと100Vの電源電圧が下がるので歪みが増えます |
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6. 完成 上から見る |
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7. 完成 下から見る |
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S. ONKYO M−506RS の仕様(マニアル・カタログより) |
型式 |
ステレオパワーアンプ M−506RS |
アンプ部(表示がない場合8Ω負荷、両ch動作) |
定格出力(20Hz〜20kHz) |
190W+190W(4Ω)
140W+140W(8Ω) |
全高調波歪率(20Hz〜20kHz) |
0.003%以下(定格出力時)
0.0015%以下(70W出力時) |
混変調歪率(定格出力時、SMPTE法(70Hz:7kHz=4:1)) |
0.003%以下 |
パワーバンドウィズス(IHF-3dB、THD 0.2%) |
5Hz〜100kHz |
利得 |
30dB |
周波数特性 |
1Hz〜100kHz +0 -1.5dB |
S/N比(IHF-Aネットワーク、入力ショート) |
120dB |
入力感度/インピーダンス |
1V/47kΩ |
スピーカー負荷インピーダンス |
4Ω〜16Ω |
ダンピングファクター(8Ω、1kHz) |
180 |
出力端子 |
Speaker System1、2
Headphones |
トランジェントキラー動作時間 |
5sec(Power on)
100msec(Power off) |
メーター部 |
レンジ切換 |
x1(140W)、x0.1(14W) |
指示範囲 |
-40dB〜+4dB |
指示精度 |
0±1dB、-10±2dB、-20±3dB |
応答速度 |
100usec(-∞ - 0dB) |
復帰速度 |
1sec(0dB - -20dB) |
総 合 |
電源 |
AC100V、50Hz/60Hz |
ACアウトレット |
電源スイッチ非連動:1系統、最大500W |
消費電力 |
400W(電気用品取締法) |
外形寸法 |
幅480x高さ175x奥行422mm |
重量 |
20.5kg |
使用半導体 |
トランジスタ=47個 、FET=2個、 IC=6個、 ダイオード=40個 |
価格 |
¥188,000(1983年頃) |
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p3m506-8 |
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