LUX A−3600 修理記録 | ||||||||||||||||||||||||||
同時修理 Technics 30A. 2台目 平成27年5月12日持込 月日完成 | ||||||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況
W. 長期休眠のトランスの水分抜き処理
B. 原因
L. LUX OY15−3.6 出力トランス点検
C. 修理状況
U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属真空管測定。 V. TubeTester HickokTV−2B/Uによる予備真空管測定。 K. ボンネットと下蓋修理・塗装 D. 使用部品
E. 調整・測定 G. 修理費 150,000円 オーバーホール修理。 但し、真空管は別途です。 Y. ユーザー宅の設置状況 S. LUX A-3600 の仕様(マニアル・カタログより) |
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A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A1. ボンネット付き外観 前右から見る |
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A2. ボンネット付き外観 後左から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A3. ボンネット付き外観 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A4. ボンネット付き外観 下から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A11. 外観 前から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A12. 外観 前右から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A13. 外観 後から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A132. 点検中 入力RCA端子。テフロン絶縁RCA端子に交換可能。 端子間は埋めます。WBT−0201は定価で工賃込み。 |
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A133. 点検中 SP接続端子。 WBT0765(WBT0735互換)と交換可能。工賃込み特別価格=1.3万円。 | ||||||||||||||||||||||||||
A14. 外観 後左から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A21. 外観 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A22. 外観 真空管を外し、上から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A222. 点検中 8045GのUSソケットの比較。 径が大きく、穴加工が必要です。 | ||||||||||||||||||||||||||
A223. 点検中 テフロン絶縁製、6割になっている、中国製? | ||||||||||||||||||||||||||
A224. 点検中 9ピンMTソケット。 白=タイト製MTソケット、K=ベーク製MTソケット。 | ||||||||||||||||||||||||||
A31. 外観 下蓋を外し、下から見る | ||||||||||||||||||||||||||
W. 長期休眠のトランスの水分抜き処理。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 下2台=出力トランス2個へ、 上側=電源トランスへ。
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L. LUX OY15−5 出力トランス点検。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 LUX OY15−5 の仕様。 1次インピーダンス=3.6kΩ(P1−B1間+B2−P2間)。 2次インピーダンス=16Ω(最大)。 インピーダンス比=3.6kΩ/16Ω=225、 巻き線比=15。 2次16Ω端子にAC5V/1kHzを入力すると、 1次巻線P1−B1間電圧=P2−B2間電圧=75V/2=37.5V。 |
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L11. 点検中 右側出力トランス電圧測定。 16Ω端子にAC5V/1kHzを入力し、1次巻き線P1−B1間電圧=34.46V、P2−B2間電圧=34.47V。 |
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L11. 点検中 左側出力トランス電圧測定。 16Ω端子にAC5V/1kHzを入力し、1次巻き線P1−B1間電圧=34.01V、P2−B2間電圧=33.97V。 |
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C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 C11. 修理前 前段AMP基板。 |
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C112. 修理前 前段AMP基板。 MT9ピンソケットに接点復活材? | ||||||||||||||||||||||||||
C12. 修理後 前段AMP基板。 | ||||||||||||||||||||||||||
C13. 修理前 前段AMP基板裏。 | ||||||||||||||||||||||||||
C14. 修理前 前段AMP基板裏。 | ||||||||||||||||||||||||||
C21. 修理(交換)前 出力真空管8045Gのソケット。 | ||||||||||||||||||||||||||
C22. 修理(交換)後 出力真空管8045Gのソケット。 | ||||||||||||||||||||||||||
C23. 修理(交換)前 出力真空管8045Gのソケット下。 | ||||||||||||||||||||||||||
C232. 修理(交換)前 4本目出力真空管8045Gのソケット下。 グリッド抵抗(右下)とカソード抵抗(左端灰色)が焼けている。 |
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C24. 修理(交換)後 出力真空管8045Gのソケット下。 | ||||||||||||||||||||||||||
C31. 修理前 出力トランス下付近。 | ||||||||||||||||||||||||||
C32. 修理後 出力トランス下付近。 | ||||||||||||||||||||||||||
C41. 修理前 ブロック電解コンデンサー下付近。 | ||||||||||||||||||||||||||
C42. 修理後 ブロック電解コンデンサー下付近。 | ||||||||||||||||||||||||||
C51. 修理前 電源トランス下付近。 | ||||||||||||||||||||||||||
C52. 修理後 電源トランス下付近。 | ||||||||||||||||||||||||||
CB2. 交換部品。 | ||||||||||||||||||||||||||
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 E1. 出力・歪み率測定・調整 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
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E21. 50Hz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 0.48%歪み。 L側SP出力電圧16V=32W出力、 0.45%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E22. 100Hz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 0.19%歪み。 L側SP出力電圧16V=32W出力、 0.19%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E23. 500Hz入力、R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.23%歪み。 L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.13%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E24. 1kHz入力、R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.23%歪み。 L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.16%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E25. 5kHz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 0.25%歪み。 L側SP出力電圧16V=32W出力、 0.16%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E26. 10kHz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 0.33%歪み。 L側SP出力電圧16V=32W出力、 0.34%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E27. 50kHz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W出力、 2.5%歪み。 L側SP出力電圧 9V=10.1W出力、 5.5%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
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E4. 完成、 24時間エージング中。 右は Sony TA−F7 | ||||||||||||||||||||||||||
測定器に挿入する前に、十分ヒーターを暖めて置く。 | ||||||||||||||||||||||||||
U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属真空管測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 U0. 付属真空管 「8045G」。 左から1本目.2.3.4本目、4本目は空気管。 LUX8045Gの付属規格表から、 8045G相互コンダクタンス=11000μmho「Ep=200V、IP=120mA、Eg1=−30V」。 |
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U11. 付属1本目 「8045G」。 Gm測定=6000μmho、IP=82.5mA。 測定条件、「Ep=200V、IP=120mA、Eg1=−30V」。 RangeSW=A、FullScale=15000μmho。 |
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U12. 付属2本目 「8045G」。 Gm測定=9400μmho、IP=133.7mA。 | ||||||||||||||||||||||||||
U13. 付属3本目 「8045G」。 Gm測定=8500μmho、IP=122.2mA。 | ||||||||||||||||||||||||||
U14. 付属4本目 「8045G」。 空気管で測定できず。 | ||||||||||||||||||||||||||
U1. 付属真空管。 左から6240G、2本、6AQ8。 真空管ハンドブック(規格表)の、 6240G相互コンダクタンス=3500μmho、「Ep=250V、Ip=7mA、Eg1=−5V」。 6AQ8相互コンダクタンス=5900μmho、「Ep=250V、Ip=10mA、Eg1=−2.3V」。 1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。 |
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付属真空管。 左から6240G、1本目.2本目。 6AQ8。 | ||||||||||||||||||||||||||
U21. 付属1本目「6240G」ユニット1。 Gm測定=1920μmho、IP=5.71mA。 測定条件、「「Ep=250V、Ip=7mA、Eg1=−5V」。 RangeSW=C、FullScale=6000μmho |
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U22. 付属1本目「6240G」ユニット2。 Gm測定=2040μmho、IP=5.89mA。 | ||||||||||||||||||||||||||
U31. 付属2本目「6240G」ユニット1。 Gm測定=3000μmho、IP=6.70mA。 | ||||||||||||||||||||||||||
U32. 付属2本目「6240G」ユニット2。 Gm測定=2520μmho、IP=5.92mA。 | ||||||||||||||||||||||||||
U61. 付属1本目「6AQ8」ユニット1。 Gm測定=8000μmho、IP=11.80mA。 測定条件、「Ep=250V、Eg1=−2.3V」。 RangeSW=C、FullScale=15000μmho |
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U62. 付属1本目「6AQ8」ユニット2。 Gm測定=8200μmho、IP=12.01mA。 | ||||||||||||||||||||||||||
V. TubeTester HickokTV−2B/Uによる予備真空管測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 V0. 予備真空管 「8045G」。 左から1本目.2本目。 LUX8045Gの付属規格表から、 8045G相互コンダクタンス=11000μmho「Ep=200V、IP=120mA、Eg1=−30V」。 |
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V11. 予備1本目 「8045G」。 Gm測定=10000μmho、IP=143.4mA。 測定条件、「Ep=200V、IP=120mA、Eg1=−30V」。 RangeSW=A、FullScale=15000μmho。 |
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V12. 予備2本目 「8045G」。 Gm測定=10500μmho、IP=153.0mA。 | ||||||||||||||||||||||||||
V1. 予備真空管。 左から6240G、1本目.2本目。 真空管ハンドブック(規格表)の、 6240G相互コンダクタンス=3500μmho、「Ep=250V、Ip=7mA、Eg1=−5V」。 6AQ8相互コンダクタンス=5900μmho、「Ep=250V、Ip=10mA、Eg1=−2.3V」。 1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。 |
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V21. 予備1本目「6240G」ユニット1。 Gm測定=2600μmho、IP=6.24mA。 測定条件、「「Ep=250V、Ip=7mA、Eg1=−5V」。 RangeSW=C、FullScale=6000μmho |
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V22. 予備1本目「6240G」ユニット2。 Gm測定=2280μmho、IP=6.30mA。 | ||||||||||||||||||||||||||
V31. 予備2本目「6240G」ユニット1。 Gm測定=2400μmho、IP=5.85mA。 | ||||||||||||||||||||||||||
V32. 予備2本目「6240G」ユニット2。 Gm測定=2480μmho、IP=5.76mA。 | ||||||||||||||||||||||||||
プレート電流波形を観測しながら測定する。 | ||||||||||||||||||||||||||
測定電源は安定化電源を使用し、AC115V 60Hzで行う。 | ||||||||||||||||||||||||||
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 Y1. 設置状況. |
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S. LUX A-3600 の仕様(マニアル・カタログより) | ||||||||||||||||||||||||||
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8045G 付属規格表 | ||||||||||||||||||||||||||
6240G 付属規格表 | ||||||||||||||||||||||||||
a3600_2f | ||||||||||||||||||||||||||
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